地球の危機!

私は、「環境goo」のファンです。
私も 地球を(人も)守りたい!

「学び」

2010-03-09 20:12:51 | Weblog
「学び」

(『日中「アジア・トップ」への条件』 (莫邦富著、朝日新書)より)

筆者の莫邦富氏は、「日本と中国は、刺激しあい、学びあえるライバルになれ!」と、具体的な例を挙げて、推奨/甘口、辛口の発言をしておられます。

朝日新聞の記事から、2007年11月17日

(引用始め)
「日本に学ぶ必要ない?」

フィリッピン商工会議所に招かれての講演で、地元の華僑、華人の女性記者から質問された。

「最近中国のメディアで、大国としての中国は、謙虚に日本に学ぶべきだと、発言しているようですね。日本のどこにそんなに学ぶ必要があるのでしょうか?」

緊張感が部屋に充満した。「なぜ学んではいけないのですか?」 私もいたずらっぽく反問した。

「バブル経済が崩壊した日本に、まだ学ぶべきものがあるのですか?」

気の強い中国人女性らしく、彼女も譲らなかった。
                              (引用終わり)

(要約させていただきます)
そこで莫氏は、日本の住宅には、中国よりも厚く断熱材が入っていて、省エネになっている事を取り上げて説明された。

(引用始め)
彼女は、「そうですね。学ぶべきです。」と、素直に頷いた。

「そこに置いてあるハサミを取ってください」と私は頼んだ。

彼女はハサミを渡してくれた。

「ほら今、あなたは刃の部分を私に向けたまま渡しましたね。日本ではこんなことはしない。」
                                  (引用終わり)

ハサミを渡す時は、持つ方を相手の方へ向けて渡す、言われてみれば、そうかな。

莫氏によれば、日本人は、ゴミが落ちていれば、誰でも拾うのが普通、ということになっています。(私は思わず、汗、でした)

とにかく、この女性記者氏は、莫氏にこういうことを示されて、「先ほどは無知な質問をぶつけてすみませんでした」と言われたそうだ。

私は(素晴らしい!)、と思いました。

たったこれだけのことで、といったら莫氏に失礼ですが、断熱材のことと、ハサミの渡し方、その他で、納得できたら素直に謝る、というのは、素晴らしいことではないですか!



私は中国人に、人を殺さないでほしいです。

ということは、「断熱材」や「ハサミの渡し方」に当たるものを、見つければいい、ということです!

何だろう?…





分かった!  「サッカー南アフリカ大会」が、成功することだ!!