町内で役が回ってきて、私も委員になって、会合があったので、出席させていただきました。(仕方なく)
出席してみたら、とても良いお話でした! 目から鱗、なるほどな~、と思わされました。
一つ、二つ、ご紹介させていただきます。
○「ふ ~ ~ ん」
話を聞く時に、「うん」、「うん」と合槌を打ちながら聞いてくれると、話す方は話し易いですよね。
時には、「ふ ~ ~ ん」と、大きく頷いてくれると、(この人は、こういうことに関心があったのか)と思ったりなんかします。
この時の「ふ~ん」の言い方にコツがあって、
「ふ ~ ~ ~ (ここまで、↓下げ調子) ん(ここで上げる)」 のだそうです。
そうすると、(ああ、この人は、自分の話をよく聞いてくれているのだな)と思ってもらえる、ということでした。
(短く「フン」と、前を上げても、後ろを上げても、言われた側は、バカにされているように聞こえてしまうので、これはご用心)
○「仕事を頼む」
講師の先生は、ご両親の介護をしておられるのだそうです、親御さんに、「仕事」を(作ってでも)お願いするのだそうです。
「仕事」といっても、大それたことではなく、その人ができることを、です。例えば、「2時になったら、教えてね」とか。
2時になったら、お爺さんが、「2時になったでえ!」と、大きな声で、本気で教えてくださるそうです。
先生は、壁の時計を見れば、教えてもらうまでもないのだけれど、「ああ、ありがとう!」と、これまた大きな声で返事をされるそうです。
これが、その人から意欲を引き出す方法なのですね。人間て不思議なもので、(自分にも(人のために)できることが有るんだ)と思えたら、元気が湧いてきますよね。
先生は、決して威圧的ではなく、いつも笑顔を浮かべて話をされて、午後の会合だったのですけれど、眠気も吹っ飛んでしまいました。
こんな素敵な会合に参加させていただけて、私はすごく得をしました。ありがとうございました!