10月19日午後~お茶教室を開催したしました。 ご覧ください。
10月半ばで、季節の移ろいに情趣を感じます。
日本人特有の感性に深く根ざしています。 自然の美しさをいうのに、山紫水明 と言われます。
特に京都は山紫水明の都であり、自然がばいっぱいで四季それぞれ楽しめます。
この書は 江月照松風吹 (こうげつてらし しょうふうふく) 大徳寺 黄梅院 小林太玄師の真筆です。
『 証道歌 』 は禅の古典で歌の形式を借りて説いたものです。
「江月」 は静かな川面に浮かぶ月です。川岸にそびえる山には
さわさわと風が吹きわたって、松の梢が音を立てている。 有馬頼底訳
自然の声を聴きながら、このような美しい情景をときどき心に描きたいです。
10月のお茶教室の主菓子は秋の味覚 栗きんとん です。 丹波産の新くりです。 この時期しか食べられません。
お茶は季節感を大切に設えます。 お菓子も季節の物を第一に考えます。 栗きんとん 紫野 源水製
栗の香りよく、丹波くりは栗本来の味でとても美味しかったです。 全部栗、くり、くり~
今回はお点前と割りげいこをしました。
お菓子のいただき方、お茶のいただき方をしました。
①服紗の扱い ②服紗さばき ③薄茶器のふき方(なつめ) ④茶杓のふき方 ⑤茶巾のたたみ方や扱い
短時間でしたが、皆さまとてもご熱心にされていました。 お稽古って何度もすると自分の物になってきます。
一度より二度目、何度もすると、徐々に自分の方に近づいてきます。
西田さんのお点前でお茶をいただきました。 茶銘は 珠の白 柳桜園詰
美味しい栗きんとんとお抹茶で、ほっと一息
皆さまお忙しい中ご参加ありがとうございました。
次回は11月20日 (金) 13時~です。 ご参加お待ちしております。
伊藤正子