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【福知山会場】4日目 産前産後訪問支援員養成講座

2016年10月30日 | 報告

4日間にわたって開催してきました、産前産後訪問支援員養成講座 福知山会場も、ついに最終日を迎えました。

すっかり秋も深まり、朝晩はずいぶん冷え込むようになりましたが、皆さま、元気な姿でお越しいただきました。

 

まずは当会会長、丹所より、ご挨拶させていただきました。

(写真は承諾を得て掲載しております)

 

 

本日の最初の講座は、京都生活協同組合 くらしの助け合いの会の木戸潤子様より、

「訪問活動を通した地域の中でのちょっとしたお手伝い~私たちにできるお母さんへのサポート~」についてお話いただきました。

京都生協は、1986年に、京都市左京区にて33名の会員でスタートされ、2016年現在、21の行政区で2000名を超える会員さんで成り立っているそうです。

「お互いさま」の気持ちで助け合いをされている会の皆さま、産前産後の家庭への援助活動や配食活動、地域のコミュニケーションの場となるサロンでの活動等、詳しくお話くださいました。

活動の中で大切にされている、対等・平等の立場で、守秘義務、傾聴、受容など、貴重なお話を経験を踏まえてお伝えくださいました。

福知山近隣のそれぞれの地域でのニーズについてなど、会場から質問もあり、お答えいただきました。

 

休憩をはさんで、同じく、くらしの助け合いの会の、川田様、花城様、小林様より、たくさんの事例を紹介していただきました。

数年にわたってサポートされたケースや、さまざまな家族背景に合わせて介入された事例など、たくさん教えてくださいました。

 

 

 

お昼を挟みまして、午後の1コマ目は、京都市 塔南の園児童館の池田英郎館長より、「児童館、子育て広場など、地域でつながる楽しさを学ぶ」についてお話いただきました。

0歳~18歳未満の児童と保護者が対象の児童館ですが、さらにその前段階の妊婦さんたちにも来てもらえるような児童館運営をされています。

さらに、中高生ボランティアの活動や、お年寄りと子どもたちとのかかわりあいについてもご紹介いただきました。

 

児童館に来られるお母さんたちは、ただ「支援される」だけの存在ではなく、お母さんたちが主体となっての子育てグループ誕生、ゴスペルグループを作ってのコンサート開催など、人と人とのつながりの中でお互いが育っていくということを、たくさんの映像や写真を通じて見せていただきました。

 

 

 

本日は演習も盛りだくさん! 

沐浴や抱っこひも体験、妊婦ジャケットの体験もしていただきました。

 

 

 

妊婦ジャケットを装着して、

 

 

階段ののぼりおり・・・

どんな危険があるか体感していただきました。

 

 

 

演習時間が短く駆け足でしたが皆さま、一生懸命実習してくださいました。

 

 

 

 

引き続き、グループワークです。

 

ロールプレイを通して、不賛同、賛同、受け止める、を体感・・・

 

また、相手の良いところを見つけ、伝える練習もしました。

 

 

 

グループで出たたくさんの意見を会場でシェア・・・

 

 

 

さらにに当会吉田助産師より、4日間にわたる産前産後のまとめをいたしました。

 

 

最後に、産前産後訪問支援員養成講座を修了された皆さまへ、京都府山田知事より修了証の授与です。

 

 

 

 

皆さま、長時間にわたる講座、演習、実習、本当にお疲れ様でした。

現地実習も実りのあるものとなりますように。

皆さまの今後のご活躍を、助産師一同、願っております。

 

 

 

ブログ担当 奥村

 

 

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