京都みどわいふ

京都府助産師会オフィシャルblog

多胎育児支援事業 第2回えんどう豆ファミリー教室を開催

2016年10月22日 | 助産師会支援事業

2016年10月14日(金)10時~京都府助産師会館でえんどう豆ちゃんたちのファミリー教室をしました。

 朝から青空が広がり秋晴れ爽やかな一日でした。


  ファミリー教室後半、筆者は子どもたちと庭に出て3人野球のルールを作って「ホームラン!ヒット!ファウル!」と走り回りボール探しのゲームになりました。
 7歳頃に成長すると双子ちゃんはお互いの考えや性格を分かりあい意識しあい仲良く遊んでいる様子を微笑ましく感じることができました。

  今回は来年1~2月頃が出産予定の妊娠20週~27週になる妊婦さん4名とご主人様3名にご参加頂きました。

    全員初めての出産が双子ちゃんで不安ながらも出産を楽しみにされていらっしゃいました。
 講師は7歳の男の子と女の子の先輩ママさんです。

  始めに助産師から妊娠後半から出産の経過、育児の話しをしました。
  その後、順番に「気になること、不安に感じていること」を質問され先輩ママが双子ママになったエピソードを語りながら質問に答えてもらいました。

 

   気になること(交流会での談話を一部抜粋しています)

Q双子用のベビーカー準備したほうが良いですか又移動手段について。
 ・1人は抱っこ、1人はA型ベビーカーに乗せて移動していました。
 ・双子用ベビーカーを置く場所があるか確かめておきましょう。

Qお産までの入院中の過ごし方について
 ・安静中は腹部にオイルマッサージをしながら我が子の成長を楽しんでました。
 ・お腹の張り具合からお産に向けてのイメージトレーニング。
 ・「入院中だからこそ 今出来ること」を見つけて・・・例)DVDで映画やドラマをみる。

Q妊娠中の体重増加について
 ・食事制限して低栄養にならないよう赤ちゃんの健康を守るためにバランスよく摂取し食事を楽しみましょう。(助産師)

Q帝王切開は痛くないですか。
 ・分娩方法と割合について説明(助産師)
 ・手術中は麻酔で痛みは大丈夫。手術後も鎮痛剤で乗り越えられました。
 ・帝王切開中は周囲の雰囲気が分かるので、産まれた瞬間の双子の泣き方が「オギャー」と「フニャー」で違ったのが印象的。2人それぞれの個別性を感じました。 

Q退院後の生活について
 ・NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」ホルモンの変化と夫婦関係について解説。(助産師)
 ・夫や家族等の協力的なサポートは必要不可欠です、心身ともにかなり助けられました。

Q育児について
 ・抱っこやラックで揺られながら寝かせました。振り返ると親がイライラすればするほど子どももよく泣いたな~。
 ・おっぱいの飲み方が上手い下手がありましたが、搾乳も飲ませながら混合栄養で育てました。
 ・赤ちゃんの入院中、医師や看護師さんから子どもの成長や世話についてのアドバイスを受けていると何でも相談すればいいと思えたことは気持ちを楽にしてくれました。

 

    アンケートから(一部抜粋しています)

 ・今まで双子の情報が少なく不安になることがありました。
 ・皆さんが同じ悩みを持ち不安な気持ちでいることを知り心強くなりました。
 ・胎児人形を見てわが子のイメージが湧きました。
 ・体重差があっても元気に生まれた話しや管理入院や帝王切開を具体的に知ることが出来ました。
 ・助産師の話しから重要なポイントを知ることが出来ました。

 

 上記以外に多くの質問があり先輩ママの前向きな一言は参加者の不安を解消し心強くしてくれたことを直に感じました。

 本日ご参加頂きました皆様ありがとうございました。双子ちゃんに会えるのを楽しみにしております。

 

   次回教室は2017年2月18日(土)です。

 多胎と分かればファミリー教室へご参加くださいね。

不安なこと大変なことを皆さんで一緒に乗り越え成長を楽しみましょう。

                                                  えんどう豆ファミリー教室担当:三島  岡崎(文責)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【福知山会場】 3日目 産... | トップ | 【福知山会場】4日目 産前... »
最新の画像もっと見る

助産師会支援事業」カテゴリの最新記事