京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

収穫の喜びって…

2023年04月30日 | HALL家の話
この28日にクロスカントリー地区大会に参加した孫のTylerは、3キロ14分で56人中17位。
10位以内に入れば更に上の大会に出場できたのだとか。「吐きそうだ」と言った日から3回目となるクロカン。なんかもう十分じゃないの?と言いたくなる。
だって…。

弟のLukasと一緒にサッカーのスキルデベロプメント、習熟度を見るような催しに参加したところ、アカデミーに招かれることになったという。ボールさばき、身体バランス、運動能力にコーチはWOW! さすがに本人もびっくりの展開だったらしい。
二人が同じ曜日なら送迎も楽だが、兄の方だけにするつもりだと言っている。

29日には所属するAFLのシーズンも始まって、さっそくMAN OF THE MACHに選ばれた。
弟のサッカークラブはすでに1週間早く始まっており、6点を決めて意気揚々。

 

自慢でもなく卑下するでもなく、離れて暮らす孫たちの暮らしぶりの一端を書いているにすぎないのだが、成長は早く、今しかできないこと、それがスポーツだけでいいのかしらと思うことがある。
好きで一生懸命に取り組める何かがあることが原点であることは承知しているし、吸収し発光するものをきっと育むことだろうとも思う。


娘のところへ荷物を送ろうと、それに合わせて本も選んできた。
Tylerには、教科書以外に最近何か本を読んだか一度聞いてみることにしよう。
だって、本を読まない人生、収穫の喜びを知らない人生って寒そうよ。
ウインタースポーツの時季だから関係ないのかな。

読むということはかならずしも、わかるわからぬのことではない。魂というような言葉を使いたくなるところだが、本に触発されて自分がいっときでも自分から広がり出る。そこに妙味はある。人の成長の機縁もある。本も人の中で眠るうちに育つ。
読み暮れて、空手でもどってもそれでいいのだ
〉 

古井由吉氏が書かれていた。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 普通のおじさんが口ずさむ | トップ | 行く春を近江の人と »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Tyler君 (Rei)
2023-05-02 09:51:17
3キロ14分がどのようなスピードなのか
私にはわかりませんが
17位は好成績ではないでしょうか?
本を読まない人生、収穫の喜びを知らない人生>
収穫の喜びは知りませんが
一応読書は乱読ながら続けていますから「合格」と
させてください。

「えんぴつ」も前登志夫さんも読ませていただきました。
格調高い文章に感心し尊敬しています。
コメントできずすみません!
返信する
スピード Reiさん (kei)
2023-05-02 18:13:52
私にもよくわかりませんが、3キロもよく走るものだと感心するばかりです。
めいっぱい楽しんで頑張っているのですからそれでよしと、
収穫を期待せずにと思う一方で、来年は中学生。
スポーツばかりではどうなろうと、遠くから
余計なお世話と思いつつ気をもんでおります。
読書もタイミングですね、いつか、なにかきっかけがあれば…。

好天が続きますね。若葉が美しいです。
よい休暇をお楽しみください。
返信する

コメントを投稿

HALL家の話」カテゴリの最新記事