京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

小学校卒業

2023年12月06日 | HALL家の話
昨日、孫のTylerが小学校を卒業しました。


午前中はクラスで過ごし、午後、保護者が仕事を終えて帰宅する時間を考えあわせた設定で、
卒業式は催されたようです。
送られてくる写真や動画を見ながら、日本とは大きく異なる様子を孫娘ともども楽しませてもらいました。

大阪に住まいを移したのが2016年5月。幼稚園年少組に通い始めました。後方↑左側の写真はそんなある日の笑顔です。
2年後、地域の小学校に入学しました。

 〈制服は未来のサイズ入学のどの子もどの子も未来着ている〉
と俵万智さんが詠まれていますが、(彼が来ているのは制服ではありませんが)今日から小学生という喜びも緊張感もふっくらと包み込んだ朝の笑顔です。

3年生になって6月。コロナ禍も何のそので遊びまくっていた友達やご近所のおじいちゃん、おばあちゃんとの日々に別れを告げました。
オーストラリア入国後はホテルで2週間の隔離生活を経て、小学校へ通い出します。当時、先生との面談で全く英語はわからなかったと聞いています。学校では彼のような子をサポートする体制が整っており、友人関係も恵まれ、不自由なく日々を過ごすようになったようです。
今では姉弟の会話は英語が主流になりかけているとか。



身体でリズムをとりながら手話を交えて歌を披露。


私でも名前や顔を覚えた仲良しの級友と校長先生とサブの先生。そこに、弟がにこやかな笑顔で交じっているのです。
特別に親しんだお兄ちゃんたち。誰よりも別れを淋しく思っているのではないかと思い馳せます。

これからはグレード7から12までの6年間を、中高一貫の体制のなかで過ごします。

原石のごとく 比べようのない輝きを有す あらゆるいのち。
それらのいのちは相互に照らし合って 自己を知り、より深い輝きを放つ


人と人とが関わり合うから人生は楽しい。階段を一歩一歩のぼって行く成長の姿を見守りながら、18歳のTylerを見てみたい。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとう御座います。 (サッ チー)
2023-12-07 10:18:19
お孫さんの小学校ご卒業おめでとう御座います。
現代では、こうして動画で見ることが出来て良いですね。
伸び伸びと育って、欲しいばあばの気持ちを
存分に素直に育ちますよ・

(我が息子・娘は40年以上前にインドネシアの日本人学校へ転校しました。息子はその前には鎌倉の円覚寺内の幼稚園行っていて、ナムしゃかむりブツブツ・・と朝の礼拝でとなえていましたよ。転勤で
可哀想だったか?子供達はサラリーマンは嫌といいました)
経験が生きることを… サッチーさん (kei)
2023-12-07 19:51:39
ありがとうございます。

転勤で…、子供さんが環境の変化に慣れるかは心配事でもありましたでしょうね。
でも意外と子どもって適応力もあり、タフですね。

孫娘は3年生まで、普段は現地の学校に通いながら土曜日は日本語補習校に通いました。
幼いころから日本に来ては、こちらの幼稚園や小学校で短期間ですが過ごさせてもらってきました。

言葉は心配しましたが、杞憂ですね。
凡てが貴重な体験と受け止めています。
Tyler君おめでとう! (Rei)
2023-12-07 21:22:46
お三人ともどんどん大きくなって、びっくりです。
日本からオーストラリアへと
言葉のことはじめ、きっとお子さんなりにご苦労も
おありだったでしょうが
もうすっかり乗り越えられましたね。
笑顔が物語っています。
またと得られぬ体験なさいました。
おめでとうございます (frozenrose)
2023-12-08 08:49:27
オーストラリアの卒業式は日本よりもカジュアルな感じでしょうか。
日本の良さもあるのですが、先生と子供たちの笑顔が印象的です。
言葉も習得されて楽しく過ごされたことでしょう。
お孫様に素晴らしい未来がありますようお祈りしています。
乗り越えて Reiさん (kei)
2023-12-08 09:14:55
ありがとうございます。

目立つことを嫌う?遠慮しがちの子でしたが、6年生になってリーダー役に立候補しました。
大きな転機であり、意志的な行為を半分驚きも含めて見守っていました。
そんな姿を見てきましたので、成長ぶりを喜ばせてもらっております。

彼なりの苦労もあったはずですよね。
周囲の支えもあって、大きくなりました。
笑顔が frozenroseさん (kei)
2023-12-08 09:32:05
ありがとうございます。

服装を見ましてもそれぞれですね。
「家族」が参列し、先生との距離も近く、みんなで彼らを祝うひとときになるようです。

幼稚園時代の孫娘でも長期間を日本で過ごしましたら、すっかり英語を忘れて帰りました。
「そのうち覚えるから」と母親は構えておりましたが、その通りでした。

どの子どもたちにそれぞれに可能性を広げて、
よりよい未来が開けることを祈りたいです。

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