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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

何ごともなく

2021年04月27日 | 今日も生かされて
なにごともない一日だった。ふと目が覚めて時計を見ると、まだ午前2時半過ぎ。この二日この状態で、さすがに頭がふらっとするような…。

ご近所さんと立ち話の中で、クスリによる副作用で息が詰まり、下唇が2倍に膨れ上がり、意識も朦朧…、救急車のお世話になって2週間入院した2年ほど前の話を延々と聞くことになった。もちろん、今回コロナのワクチン接種は控えるという。何度も聞かされて、それでも教えられることはあるのだからありがたく思うことにしよう。

こんな気分の良い池の周りを歩いた。


亀も列をなす。


何歳の亀さん?と思ってみるが、それだけのことだ。古事記にも亀の記述があり、亀の甲で占うことも歴史で習った昔。浦島太郎は亀の背に乗って竜宮城へ。お前ほど歩みの遅いものはいないぞと、歌われて。相手が寝ている間に先を越したからといって、気分はいいものだろうかと思ったことがある。鶴と亀はセットで仏具にもなる。

駐車場が閉鎖され、若い女性が運転する神戸ナンバーの車が引き返していった。

記録のためというより、一日を生きたという証。42年にわたって書き続けた荷風さんに倣おう。
「日記は自分との静かな対話」。
コメント (8)
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