百冊を目指す読書の春が来た
本日の〈ねんてん先生の575〉に掲載された小学校6年生、Sさんの句。
100冊を目指すとは、どのくらいのペースで読むのだろう。
息子が小学生の頃にもこうした取り組みがあって、学校図書館で借りては簡単な記録を残し、更新しているのを黙ってみていたことがあった。
小学生は量、中学生は質、とは教師側の理想で、現状は子供たちも放課後、帰宅後と予定が詰まっていて読書どころではない、と忙しい。
それでも、子供のころに夢中になった本を、以後、繰り返し何度も読み返す一冊が持てることの幸せを思う。
書架の前で目をつむり、3回ほど回ったところで手を伸ばして、手に触った本を読む。
「この本の選択ゲーム、Sさん、やってみて」と 、ねんてん先生はお勧めに。そして、「意外な本だったり、むつかしかったりするかもしれません。でも、そんなふうにして偶然に出会った本が、あなたの世界を開いてくれるかも」と。

出番待ちの本の上に、読み始めて間もない文庫本のページを開いている。本の選択のためのゲームは異なるが、友人の勧めで一緒に読み始めたのだった。
同じところを何度も読み返し、それでもなかなか頭に残らない。ちっとも先に進まない。なんだかねー、入りにくいねえ…。でも読まなくっちゃ。
説明的な部分を、2ページほど読み進んだところから視界は明るくなった。
おそらく自分では選ぶことがない一冊だったろう。
一冊の本を読んで、会話して、いろいろな感情に浸り、心を耕したほうがどれだけ豊かなことかと思うので、つい、ゲームばかりしていないで!と、小4の孫には口やかましくなる。でも実のところ偉そうに言えるほど私も小学生時代はさほど読書好きではなかったと思う。
100人100様。今日は、泊りに来ていたラグビー友達と二人で、モノレールに乗って練習会場に向かったという孫。母親は、「初めてのお使いを見守る気分」だと言ってきた。こうした時間の使い方もあって、読書がすべてでないのは承知だが、やっぱり読書せいよ。
心に住まう本をいかに持つか。数より心に残る一冊との出会い。やっぱり読書せい!と言いたはくなる。
本日の〈ねんてん先生の575〉に掲載された小学校6年生、Sさんの句。
100冊を目指すとは、どのくらいのペースで読むのだろう。
息子が小学生の頃にもこうした取り組みがあって、学校図書館で借りては簡単な記録を残し、更新しているのを黙ってみていたことがあった。
小学生は量、中学生は質、とは教師側の理想で、現状は子供たちも放課後、帰宅後と予定が詰まっていて読書どころではない、と忙しい。
それでも、子供のころに夢中になった本を、以後、繰り返し何度も読み返す一冊が持てることの幸せを思う。
書架の前で目をつむり、3回ほど回ったところで手を伸ばして、手に触った本を読む。
「この本の選択ゲーム、Sさん、やってみて」と 、ねんてん先生はお勧めに。そして、「意外な本だったり、むつかしかったりするかもしれません。でも、そんなふうにして偶然に出会った本が、あなたの世界を開いてくれるかも」と。

出番待ちの本の上に、読み始めて間もない文庫本のページを開いている。本の選択のためのゲームは異なるが、友人の勧めで一緒に読み始めたのだった。
同じところを何度も読み返し、それでもなかなか頭に残らない。ちっとも先に進まない。なんだかねー、入りにくいねえ…。でも読まなくっちゃ。
説明的な部分を、2ページほど読み進んだところから視界は明るくなった。
おそらく自分では選ぶことがない一冊だったろう。
一冊の本を読んで、会話して、いろいろな感情に浸り、心を耕したほうがどれだけ豊かなことかと思うので、つい、ゲームばかりしていないで!と、小4の孫には口やかましくなる。でも実のところ偉そうに言えるほど私も小学生時代はさほど読書好きではなかったと思う。
100人100様。今日は、泊りに来ていたラグビー友達と二人で、モノレールに乗って練習会場に向かったという孫。母親は、「初めてのお使いを見守る気分」だと言ってきた。こうした時間の使い方もあって、読書がすべてでないのは承知だが、やっぱり読書せいよ。
心に住まう本をいかに持つか。数より心に残る一冊との出会い。やっぱり読書せい!と言いたはくなる。