京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

慈雨の恵みを…

2019年04月20日 | 日々の暮らしの中で
   むらさきに菫の花はひらくなり人を思へば春はあけぼの   宮柊二

こちらの庭の片隅には、山道を歩いてはいただいてきた“ただのスミレ”が広がりを見せ、うす紫色のささやかな花を見せている。
今日は二十四節気の一つ穀雨。「春も終盤を迎え、百穀を潤す雨に恵まれる」、とされると。
種もまかねば芽もでず花も咲かず。まずは凝り固まった土壌をやわらかく…。慈雨の恵みのあるや知らん…。


午後から、興福寺貫主でいらっしゃる多川俊英氏の「神の庭 仏の庭」と題したお話を楽しみに、中外日報宗教講座に参加する。
そしてそのあと、娘宅へむかうことになった。明日は花園で試合だという孫。父親は行けず、母親一人で2歳児を連れてはいけないとのことで子守の依頼が入ってきた。毎度毎度お守りも大変よ、わかってるかなあ…と言いたいけれど、ま、孫可愛さかな。
コメント (2)
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