
小さな靴。サイズは13センチです。Jessieが日本にやってきた1歳6カ月頃に、置いて帰ったまま。時々、思いつけば取りだして新しい風に当ててやります。今、彼女は8歳になりました。これまでいったい何足の靴を履き替えているのでしょうか。
一年一年、毎年会っていたわけではありませんから、時には印象に残っている写真を通してになりますが、その年その年のJessieの姿を思い浮かべられる気がします。
成長の早さに驚きつつ、あれよあれよと時は流れ去るのですが、笑顔だったりシーンなどはちゃんと脳裏に焼きついています。あの時の!と、瞬時の姿。少女らしく成長しながらも、残していってくれるJessie像があるのです。
【…… 小さな靴は おいてある / 花を飾るより ずっと明るい】 高田敏子さんに「小さな靴」という詩があります。
少し幼稚になった、古くささも感じるJessieのものと一緒に、タイラーのためにも食器を揃え、待っています。幼い子のアニメの柄が身辺に増え、小さなものもカラフルで、もう実に非日常。自然と頬も緩んできます。好き嫌いなく食べてくれるのでしょうか。
何事も鼻歌まじりで…、そんな一日、よく動きました。