京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 最後の一輪

2012年10月10日 | 日々の暮らしの中で

今年も前年に手に入れた朝顔の種を蒔いて、同じように世話をしてきたつもりでいる。ブルー系ばかりなので赤い色を加えようと新たな種も買ってみた。ところが、モヤシのような茎なら当然でしょっとばかりの昼顔サイズの小さな花がやたら多かった。どうしてだろう。おまけに種すら充分に採れないまま、終わってしまった。種としての形を成さないのだから仕方がない。

10月に入って、モヤシの茎の高い所で余力を振り絞るかのように順次咲き出してきた。片づけたいのを抑えて、咲ききるのを待つことにして、いよいよ終わりも近い。今朝の一輪の脇に小さな蕾が一つ。切って水に挿し、ネットは外した。

最後の一輪が何時に開くのやら。短い命だがめいっぱい愛でてやることにしよう。
コメント (6)
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