京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 心が行ったり来たり・・・

2009年08月31日 | 日々の暮らしの中で
遠く離れた茨城県に住む友人からはがきが届いた。七くなって二十年以上が過ぎ去った共通の友人のお墓参りをしてきたことを報告してくれている。息子の結婚が近いのではないの?と尋ねてくれて、遊びにお出かけをと誘ってくれる……。

数日前、御無沙汰だった市内の、“姉さん”と慕う友人にメールをしてみた。Jessieを連れていく予定で機会を見ていたが実現できず、御無沙汰が続いてしまっている。六月に突然の激痛に襲われ一カ月の入院、未だに続く接骨院通い、左足にしびれとだるさが残るという。もう後ひと月もしたら良くなるだろうと…、戻ってきた言葉に驚かされた今日。

「来る時でいいから持ってきて」という物とは別に、「いつでもいいから送って」と置きっぱなしにした品々、ダンボールで二箱、娘に発送。帰国日は35度、時期的に異常な暑さだというそんなお国で、今、冬物はいらない。3ヶ月後には彼女らの手元に届くだろう。忘れた頃に、見覚えのあるものばかりがどっさりと。船便で、ちょっとしたプレゼントに。

荷造り後、「これは捨ててもいいんか?」と婆様。雑誌や、カタログ類に交じって、袋の底から新品の黒のカーディガンと、箱入りの時計が出てきた。婆様がひそかに孫(娘)のために購入していたもの。あー、すっかり忘れてしまっていた婆様。

郵便局で、キティちゃんの切手を購入。八百円。これで何度Jessieにはがきを出せるだろうか。

一人の人のために心をこめて、思いを文章にする。ポストに投函した瞬間から、あるいは送信返信をクリックした瞬間に、綴った文字はこころを乗せて相手の手元に送られていく…。

コメント (9)
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