さあ、そろそろ……。
“また”一年を終えようとしている。
毎年繰り返される、一年ごとの更新かのような年賀状書き。婆さまが、夫が、私・子どもたちが、そして、みんなで築いてきたお付き合いの数々。
家族が増えた喜び、受験生をかかえた親の思い、中小企業の悲哀の中で頑張るお父さん、
晴れがましい発表会への期待、一線を退く年となる思い、にじむ新たな決意、
相も変わらずのマイペースでとさりげない声、今年もよろしくの一言、中には大切な家族を亡くされた通知も……。
一枚一枚に、それぞれの時間が巡った一年であったろうことに思いを巡らしている。
人の数だけ、それぞれの時間が流れる。
そして、ここでまた、それぞれの一年に区切りをつけ、更新する。
時間を、言うなら自分を一区切りしてまた新たな続きを歩み出すための。
そんなきっかけになるかのような年賀状書き。
もっと時間を有効に充実させようなんて言いながら、その実、精神的にはゆとりのない生活を送っていることに気づかされる。
自分が大切に思うことなど思い起こし、新たな歩みをセットしよう。
年賀状に一言を添えながら、“また”新しい年を迎えようとしていくのだ。
絶えることなく続いてはめぐる時間の中で。
“また”一年を終えようとしている。
毎年繰り返される、一年ごとの更新かのような年賀状書き。婆さまが、夫が、私・子どもたちが、そして、みんなで築いてきたお付き合いの数々。
家族が増えた喜び、受験生をかかえた親の思い、中小企業の悲哀の中で頑張るお父さん、
晴れがましい発表会への期待、一線を退く年となる思い、にじむ新たな決意、
相も変わらずのマイペースでとさりげない声、今年もよろしくの一言、中には大切な家族を亡くされた通知も……。
一枚一枚に、それぞれの時間が巡った一年であったろうことに思いを巡らしている。
人の数だけ、それぞれの時間が流れる。
そして、ここでまた、それぞれの一年に区切りをつけ、更新する。
時間を、言うなら自分を一区切りしてまた新たな続きを歩み出すための。
そんなきっかけになるかのような年賀状書き。
もっと時間を有効に充実させようなんて言いながら、その実、精神的にはゆとりのない生活を送っていることに気づかされる。
自分が大切に思うことなど思い起こし、新たな歩みをセットしよう。
年賀状に一言を添えながら、“また”新しい年を迎えようとしていくのだ。
絶えることなく続いてはめぐる時間の中で。