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京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

火鉢にカイロ、腹巻きと?

2008年12月03日 | 今日も生かされて
    

  (夜、内陣も半分閉じてますがちょっとだけ…)

玄関の戸を開けるや、「はーい、いつもおおきに~」。家の者二人が飛び出してくる。
「わたしじゃないの~」。お客さんだと勘違いしたのだ。
なんやの?婆さま、このときばかりはよく聞こえる“お耳”をしてるじゃないの。
段取りばかりを気にかけて、疲れた。でも大丈夫、みんな助けてくれるから。

週末は寒くなるという予報に火鉢を出す。冬の風物。
  手をおいて心落ちつく大火鉢 
老いも若きも一緒、みんなで囲んで暖をとる。おしゃべりに花が咲くとき。
高齢の方が多くお参りされるので、ひざの横にはひとつづつの火鉢。

私はポッケにカイロ、内には腹巻き着用。今年はこれで行こう。
準備万端整えて寒さ知らず、なにくわぬ顔で、きっと笑って過ごせるだろう。

冬の風物といえば、お漬け物の「すぐき漬け」の準備が始まってきた。
大きくなった「すぐき菜」を住宅地の合い間に見ることができるが、上賀茂の地から外へ持ち出しても栽培は難しいらしい。
きれいな空気と、畑に流れ込む鞍馬からの清流が育てるようだ。
一度塩だけであら漬けしてから、「天秤押し」という方法で本漬け。その重石が庭先に並んだ。このお宅の毎年の光景。出荷しているのだろう。
      

千枚漬け・しば漬けと並ぶ京都を代表する漬け物。
お味を試してみてくださいませね~。そのうちお届けしましょうか…

忘れずにカイロを買いに行かなくちゃ。
コメント (4)
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