京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

舞台も読書も

2008年09月18日 | 日々の暮らしの中で
南座での新派公演、『遊女夕霧』『明日の幸福』の2本を観に行くことになっている明日。
新派誕生120年の記念の舞台となるそうです。
『遊女…』は川口松太郎作、波乃久里子さん・片岡愛之助さん…
『明日の…』は、中野實氏の作品、水谷八重子さんの主演で。3世代同居の家族が織りなすコメディータッチのホームドラマとか。

どちらも昭和29年初演の作品とのことですから、時代背景の違いが大きくあります。
しかし、当時の風情の中で、他人の人生の生き方を知り、泣いたり笑ったりを共有することのできる時間に、少しばかりの豊かさを、その日私は味わうのだと思います。
人間模様を通して、自分が何を大切にしているのか、感じることってあります。
読書とも似ていますね。

このわくわく感の中、台風の影響でどの程度の雨になるのかが気になって仕方がありません。
ああ、お天気は望めそうにありません。

今は賑やかな虫の音が聞こえています。
コメント (2)
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