2017年7月28日(金曜日)
少し前の話ですけど・・・
自分の背中って見れませんよね~
”そ~いえば、俺の背中の傷ってどのぐらいの長さなの?”
で、撮った写真を見せた感想は・・・
”俺もアメリカの○○○○(有名ライダー)のような背中になったな~?”
と・・・なぜかニコニコしていたことが、印象に残っています。
1つ1つの事を順番にこなし、トレーニング&リハビリの成果でしょう!できるようになってゆく姿を見ていると、親バカなもんでね~うれしさで感動すら感じます。
怪我をしていない時だったら、本当に自然に当たり前のようにしていたことも、今の直人を見ていると、できるようになったことに・・・人間の本来持っているたくましささえ感じます。
大げさに聞こえるかもしれませんけどね~
先への希望をつなぐ意味でも、大切なことなんです。
とは言っても・・・・
現実として・・・
怪我をしてから3ヶ月が過ぎました。
病院の方から”身体障害者手帳の申請に必要な書類を、そろそろ市役所の福祉課に取りに行ってください。”
と、お願いがあり・・・
母親は、直人が障害者となる的な感じに、ものすごい拒否感が強く辛くって・・・
この手のことで、市役所に行くことに対して強い抵抗感があります。
そばて常に一緒に見ている俺としても、子供に対する愛情の深さで・・・母親としての気持ちがよ~くわかっちゃうから、よけいそのことに関しての話をしないようにしていました。
現実は厳しいもので・・・
胸髄損傷での、両下肢機能全廃・両下肢感覚純麻・両下肢筋力MMT0レベル
障害程度等級としては、1級相当に該当する
これが診断書の内容です。
25日の火曜日に、市役所に書類一式を持って・・・お願いしてきました。
診断書の内容を見た担当の方が・・・
”本日、お時間をいただけるようであれば、この診断書からすると間違いなく身体障害者手帳をお渡しできますので、様々な手続きに必要な書類の説明と記入をしていただけますか?”
国民の皆様方の血税から、毎月直人に対しての補助をいただくことになるそうです。
治療に際しての自己負担30%の免除。
国民年金の支払いに関する免除。
本来なら国民として、この国に納めるべき物を、一部ではありますけど免除・優遇を受けることに、親としては本当に心苦しく、また話を聞いていても暗い気持ちになりました。
1ヶ月ぐらいで手帳をいただけるようですが、来年の7月に再診断書を出し再認定をすることになってます。
その前に・・・
”歩けるようになりましたので、この障害者手帳をお返しに来ました~~~~”
で、市役所に行きます・・・
いってみせますよ~