ＤＩＲＴ ＳＰＯＲＴＳ ８月号のカラー頁で、前回のキッズスーパークロス第４戦・クロスパーク勝沼の記事が掲載されてます。
スーパーキッズ激戦化！の記事を見ました。
よかったら買って読んでください。
ここ数年、良い結果どころか！大怪我の続いたＭＸ４０８戦。
何とか無事に終わらせたいって思いが強かったんです。
コースも変わり、気分も一新で・・・レース参戦してきました。
前日、朝はツルツルのドマディー。
後半は一部ドライでした。
本番車のセッティング確認で終了。
この状態だったらレース当日は、確実にベストコンディションって感じでした。
レース当日。
ピーカン！
コースコンディションも最高！って感じでした。
ここまで路面が回復しないだろう？って、金曜日の時点では考えていたもんで、新品予備タイヤの選択を謝ってしまい、当日は迷う状態でした。
これからは荷物になりますが、フルセットで予備のタイヤを持ってこないと！って反省しました。
公式練習。
前日練習、最後の１本でタイヤを交換・・・ハードタイプのダンロップ７１。
これが本人の話では、予想以上にグリップ感が強くて乗りやすい！
特にスピードの出る各コーナーは、安心してアクセルをあけられると言って戻ってきたんです。
路面を見た感じでは、５１の方がベストじゃ～？って思ったんですが・・・山が減ってしまったので、仕方なく７１に交換したんですけど、結果的には良いデータになった！って感じました。
決勝で、やはり新品タイヤを使いたいので、その７１のままで公式練習もチャレンジ！
これまたかなりい～感じで走れたようです。
温度が前日より確実に上がり、キャブのセッティング（ニードル）をいじろうか？このままいくか？で、かなり悩みました。
それは直人から下が少しもたつく感じが出てきた？との話が公式練習後に出てきたからです。
よ～は”あれだとスタートがし辛いな～？”
プラグを見た感じでは・・・悪くないんだけどな～？
予選でもっとひどい状態になるようだったら変えよう、って事になりました。
で予選２６台だったので・・・予選落ち無し。
要チェックポイントのスタート。
ご覧の通り、けして良い感じで出れた！っていえないスタートでした。
結局予選は５位通過。
朝の公式練習よりは確実に温度も上がっています。
戻って来た直人に”キャブどうだった～？”
”上まですんなり良く回るんで、これだったら乗りやすいかも？でも、スタートはいつもより回転をあげた方が安心かな～？”でした。
セッティングよりこの時点で気になっていたのは、１コーナーから２コーナーへの進入ライン。
正直、かなり無理のあるシケインって感じのコーナーです。
大外から全開だったら、何とか２コーナーインにラインを合わせられる？
それ以外のラインからの進入ではスロットルコントロールでスピードを落とさないと曲がりきれず、２コーナー手前の壁に激突しそうです。
スタート以降２周目からは、みんな当然そのことを頭に入れて走るから心配はないのですが・・・
スタートからの頭の取り合いとなれば・・・それはそれでみんな必死に突っ込みますからね～
特にジュニアは、一番強引に入るでしょう。
そこでの多重クラッシュをかなり心配していました。
そこでスタートを、どの位置にするか？も、大きな影響を与えます。
クラッシュを前提に我が家は考えていたんです。
他の各クラスでも、この場所で多重クラッシュがおきていたんで。
ジュニアは確実にやるな～？って思いました。
インを取りに来たキッズが、オーバースピードで進入して外に大きくふくらみ、アウトラインから進入してきたキッズと絡み・・・を想像していました。
”無理しないで、一呼吸おいて１コーナー？だったらどこがいいかな～？”と直人に質問。
”それだったらインに近い方が、俺だったらい～かも？”でした。
そこはライダー本人の意見を採用。
で・・・タイヤを新品５１に交換しての決勝。
路面の様子でエアーはいつもより多めで勝負。
希望通りの場所に入ります。
とにかくうまく２コーナーまでをクリアーして・・・どの位置にいるか？で、ある程度の勝負の結果も見えるでしょう。
祈る気持ちで見守り・・・スタート。
思った以上に出遅れました！
ど～～見ても団子のお尻に付けて１コーナー・・・・あれ～～～～～？でしたが・・・これが逆にラッキーなことに・・・なるとは？
その先では・・・大きな悲鳴とともに予想以上の多重クラッシュ。
あ～直人が突っ込んじゃう～～～～って瞬間思い・・・”あ～やった～～～～”って叫んじゃいましたよ～
直人の目の前ではバイク４台が重なり合った山。
そこに突っ込むギリギリで止まり、運良く転唐ﾍ免れてましたが、行く先には進路がなく・・・バイクから降りて１～２メートルバックして・・・再スタート。
トータル１１台が絡む多重クラッシュとなりまいた。
３～４人のライダーが、バイクの下敷きになってる状態に・・・マーシャルだけじゃ～絶対手に負えない修羅場に、まわりの方々もあわてて救助に入るありさまでした。
あれだけのクラッシュで、かかわったキッズ全員が再スタート・・・これだけでもマジですごいって感じました。
赤旗出したって、おかしくなかったですからね～
直人は結局、１６番手でコース復帰。
あ～～～こりゃ～だめだ～終わったな～・・・が、本音。
ところが直人はレースを全くあきらめちゃ～いませんでした。
ひどいほこりにもかかわらず、かなりスピードを上げて前をどんどんパスして・・・１周目、１２～１３番手で戻ってきました。
ほこりがひどかったので、ちゃんと前が見えてんの？ってな感じの追い上げでしたので、かなり精神的には疲れるんじゃ～ないかな～？と思い、後半はスピードも落ちるだろうな～？と想像していたんです。
しかし、そこからの追い上げは私の予想を超える物でした。
フープスから奥の高速コーナー・・・見えてくると数人パスして・・・と、自分が得意としているセクションで確実に前に出ていました。
中盤には・・・６番手まで順位を上げて・・・後半戦！
いろんなラインから仕掛けては確実に周回で1台抜き！って感じで何とか３番手。
スタート前にストップウォッチを持たずに来たドジな私は、時間の経過がわからずやきもき状態。
ゴールにいるマーシャルの様子を定期的に見て・・・そろそろＬ１か？の判断をしていました。
時計とにらめっこ・・・あ～ここでＬ1か～って思って見つめていると、腕を下げた！ラッキーあと２周できる・・・って、思いました。
そ～こ～していると直人は、確実に２番手に浮上していました。
親バカですが、ここまでの追い上げを想像できませんでしたので、すげ～がんばれ～でした。
トップとの差も一気に縮まりましたが・・・
ここで時間切れ！
厳しい追い上げレースでしたが、１５台抜きの２位。
この結果に、もんくをつけたら怒られますよね～
ゴール早々”あと１～２周あったらな～勝てたよね～悔しいけど、追いつけなかった”でした。
思ったよりも、ばててる感じもなくって、これにはこっちがおどろきました。
気温だってかなり上がっていたと思うんですが、い～感じで冷静にレースを組み立てていたんじゃ～ないでしょうか？
むしろ終わったあとなんですが、余裕すら感じました。
表彰式では、初優勝のたいち君・・・本当にうれしさを爆発させてました～おめでとうございます。
３位も、これまた初表彰台のゆうた君・・・こちらも本当にうれしかったようですね～おめでとうございます。
多重クラッシュでのスタートとなった今回の第５戦でした。
大きな波乱が起きたレースだった事は間違えありません。
その中でも確実に結果を残せたことは、本当に良かったと感じています。
また今回の第５戦は、どのクラスも大荒れでした。
多重クラッシュが今までのレースじゃ～だんとつで多かったレースでした。
それだけ怪我をした方々が、いたんじゃ～ないでしょうか？
皆さんが、大きな怪我をしていないことを祈りたいです。
なんにしろ、直人が無事にレースを終えられたことに感謝しています。
いや～なジンクス的な物もこれで・・・おさらば！・・・って感じでしょうか？
参加の皆さん・応援に来てくれた皆さん・関係者の皆さん～
お疲れ様でした＆暑い中、ご苦労様でした。