クロカメ日記

カメを中心に読んだ本のこと、見た映画のことや日々感じたことを書いていきます。

やさしい嘘と贈り物

2010-11-14 07:53:14 | 映画
 考えさせられました。前半のストーリー展開で完全にハッピーエンドを想像していましたが、ただ引っかかる点があり、ラストでそれが何であったのかが分かりました。ただし、それはおそらく見ている人によって感じ方が違うと思います。いや、同じ人でも見ている時の気持ちによってその後に関しての想像が違ってくる。そんな風に感じました。
 
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初めて自分で見に行った映画

2010-11-13 22:24:10 | 映画
 中学の頃、初めて友達同士で見に行った映画は、ETでした。これが、面白かった。多分あれから映画が好きになったんだと思います。多いときは、年間20本くらい見に行きました。最近は、レンタルして家で見ることが多くなりました。映画も本もそうですが、かなり集中するため、気分転換できます。みなんさんが初めて映画館で見た映画は何でしょうか?
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おとうと

2010-11-12 21:34:51 | 映画
 年の離れた弟が、事ある度とに姉の家族をめちゃくちゃにする。しかし、母親代わりで育ててきた姉はどうしても弟を放っておけない。このことが、逆に弟を甘やかすことになり、結局弟のためにならないのです。姉の役を吉永小百合さん、弟の役を笑福亭鶴瓶さんが演じる。最後のシーンは特に感動した。ただ、残念だったのは、大阪出身の吉永さんのセリフが中途半端な大阪弁だったことです。
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でぃだかんかん

2010-11-08 21:56:50 | 映画
 沖縄で珊瑚の養殖を世界で初めて手がけた方の実話を映画化したものです。今、病気で療養中の岡村さんが主演でした。
 この映画を見て、10年前の自分を見ている様でした。ただ、スケールは全く違います。
 開発や温暖化による人災で9割方の珊瑚が死滅した沖縄の海。全くの素人ながら私財をなげうって地道に珊瑚の植え付けを行う主人公。しかし、学者などは苦言を呈する。それでも諦めずに珊瑚の植え付けを続け、世界で初めて産卵に成功する。地道なことをコツコツと長年続けるということの大切さ、情熱が感じられ本当に感動、感銘しました。
 
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終わらざる夏 下巻

2010-11-07 05:56:37 | 読書
 ポツダム宣言を受諾、無条件降伏を示す玉音放送。その直前に不可侵条約を破って宣戦布告したソ連。ソ連は、無条件降伏した日本に対して攻撃を開始する。
 ソ連の攻撃にシュムシュ島の日本残留軍は戸惑いながらも応戦する。これは、領土を守るための戦いです。逆にソ連中でも戸惑いがあった。降伏した国を攻めるのかと。戦後シベリアに抑留された日本兵。過酷な抑留生活の中の絶望感から、命をもってソ連に抗議する元日本兵。そんな中、軍医として抑留されていた菊池医師も命をもって抗議しようと考える。遺品となる自分の持ち物を整理しているときに、預かった遺言を目にする。そのとき、シュムシュ島のあの夏を思い出す。あの夏を兵士達の気持ちを無にしてもいいのか?医師は生きることを決心して物語は終わる。
  
 この本は、兵士、一般市民、子供、敵兵士のあらゆる目線から戦争を見つめている。結局、戦争から得るものなど何も無い。作者はそのことが言いたかったのでは?戦争、行き場の無くなった日本が追い詰められて選択してしまったものではないか。今、再び日本を戦争の道に引きずり出そうとされている様にも感じられる出来事が続いています。再び同じ過ちを犯さないようにしないといけないと思います。
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