古代の史跡を歩く(旧:多摩の史跡を歩く)

川崎麻生区、町田市や、他地域の史跡の記録です。

相模国分寺跡・国分尼寺跡(神奈川県海老名市)

2016-08-27 12:00:26 | 日記
2016.8.17

■相模国国分寺跡

海老名駅(JR・相鉄・小田急線)から北へ約10分、駅のある平地から少し坂を登ると、住宅地の中に、芝生で覆われた広大な遺跡が現れる




推定65mの高さの七重塔があったとされる塔跡。



一定間隔で礎石が残っている

中門・南面廊跡


金堂跡


金堂跡から、丹沢・大山。かなり近く見える。

講堂跡


僧坊跡


掘立柱建物跡



【★★★ 一般向き】

(海老名市国分南1-19)

〈参考〉
海老名駅東口の駅前広場「海老名中央公園」にあった、国分寺七重塔の復元レプリカ。1/3サイズということだが、それでもかなり大きい。


現代的な建物に囲まれ、やや違和感。

■海老名市温故館(海老名市立郷土資料館)
国分寺跡の西側に隣接している。
国分寺に関する発掘物や、海老名市北部の「秋葉山古墳群」からの出土土器などが展示されている。

大正時代に建てられた村役場の庁舎を移築保存したもの。

(海老名市国分南1-6-36)

■相模国分尼寺跡

国分寺跡から北へ約600m、小田急の線路の東側にある。




規模は国分寺跡より小さい。

【★☆☆ 遺跡マニア向き】

(海老名市国分北2-6)


〈参考〉
相模国分寺の瓦を焼いたとされる「瓦尾根窯跡」が、町田市の小山内裏公園の中にある。