古代の史跡を歩く(旧:多摩の史跡を歩く)

川崎麻生区、町田市や、他地域の史跡の記録です。

下作延稲荷塚古墳(神奈川県川崎市高津区)

2016-04-29 17:56:16 | 日記
2016.4.29

■下作延(しもさくのべ)稲荷塚古墳

JR南武線 久地駅から南に徒歩数分、広大な緑ヶ丘霊園の北部の高台に、高さ3m、周囲30m弱の丘。
北側から。

南側に鳥居


頂部に稲荷社の祠


石碑



6世紀後半の築で、馬の埴輪が発掘されたとのこと。

近くの休憩施設からの遠景

説明板等は無い。

【★☆☆ 遺跡マニア向き】

(川崎市高津区下作延1605)

宮崎大塚古墳(神奈川県川崎市宮前区)

2016-04-29 16:00:25 | 日記
2016.4.29

■宮崎大塚古墳

東急田園都市線 梶ヶ谷駅から南西に徒歩10分弱、宮崎中学校の北側、住宅街の民家の一画に、高さ4m程の小山

民地内のようだが、南側に石段が付いている

頂部に石碑

下を見下ろす


北側から

説明板等は無い。

【★☆☆ 遺跡マニア向き】

(川崎市宮前区宮崎175-7)


神奈川県川崎市麻生区栗木 防空壕(?)

2016-04-23 20:27:52 | 日記
2016.3.26

小田急多摩線 栗平駅の南口から坂道を降り、尻手黒川道から桐光学園に向かう道を南西に進み、常念寺を少し過ぎた左側に、「特殊地下壕(防空壕)改修工事」の看板

看板の上の法面の竹藪に、縦1m、横2m程の開口部が見える




2016.4.23

1ヶ月程後に行ってみると、開口部が大きくなり、工事が進んでいた


2016.5.2

工事が更に進み、コンクリートの覆いが出来ていた。




穴の前には工事用のものか、完成後の見学用か分からないが、通路も作られていた。



2016.5.22

入り口に扉が出来ていた




2016.6.19
工事は終わったようで、工事案内は無くなっていた。通路も出来上がっていて、壕の入り口までいけそうだが、特に案内板もなく、民地のようなので遠慮。




工事中の看板もなくなっているので、もはやここが「防空壕」なのかどうかもわからなくなっていた。

2016.7.2
通路入口に、場内整備工事中との貼り紙が。





2016.8.16
工場中の張り紙がなくなり、「立入禁止」の看板が。



2017.1.15
久しぶりに見に行く。
依然、立入禁止であったが、

入口に電気のメーターが付き、扉がガラス(?)になっていた。


今後も時々、様子を見に行くことにする。

2017.11.24
約一年振りに再訪。
まだ工事中であった。
入口の前に、資材が積み上げてあった。



2020.10.25
しばらくこの場所に行く機会がなかったが、この日の民放テレビのバラエティ番組で、ここでキクラゲを栽培して「防空壕きくらげ」として販売していると紹介されていた。
先月はNHKの朝のニュースでも紹介されていたらしい。

(川崎市麻生区栗木)

〈追記〉
タウンニュース麻生区版の2021年8月13日号に、この防空壕跡に関する記事が掲載されていた。


狛江古墳群(その2)(東京都狛江市)

2016-04-09 11:16:52 | 日記
2016.4.9

■狛江市 狛江古墳群(その2)

⑦前原塚古墳

小田急線 和泉多摩川駅から東へ徒歩5分程、二階建てのアパートと新築住宅が入り混じる住宅街の中。広い畑の中に高さ3m、直径20mほどの小山



民地内で近寄れないが、遠目で観察できる。保存状態は良さそう。


説明板等は無い。
(狛江市猪方3-7)

⑧清水塚古墳

上記⑦から東へ10分程、住宅地の民家の中に植木で覆われた小山。


頂部に祠があるようだが、よく見えない。説明板等は無い。
(狛江市猪方1-6近辺)

⑨土屋塚古墳

世田谷通りの新一の橋交差点の南、靴店の右脇を少し入ったマンションの敷地内

説明板

高さ4.5m、径33mの円墳。5世紀第3四半期頃の築ということ。
登り口に鳥居があるが施錠されており入れない。



(狛江市岩戸南1-5近辺)

⑩橋北塚古墳

上記⑨から北へ数分、住宅地の駐車場の片隅に、高さ3m、径15mほどの盛り土

植込みを取り払ったようで、切り株が残っている。


敷地内に、保育所の建築計画の看板が立っていた。保存されるのか、気掛かりである。
説明板等は無い。
(狛江市岩戸北3-3近辺)

【★☆☆ 遺跡マニア向き】