2022.3.21
16個の礎石は南北朝時代に五重塔として再興されたときのものとのこと。中心心礎がないが、五重塔の場合は心礎がないこともありうるとのこと。塔は、有名な雪舟の水墨画「天橋立図」に描かれている。
◾️丹後国分寺跡
奈良時代に聖武天皇の詔により諸国に建てられた国分寺。京都府北部の宮津市の天橋立の近くに、丹後国の国分寺跡が残されている。
背後に天橋立全体が見渡せる、全国の国分寺跡の中でも屈指の景観。
塔跡
16個の礎石は南北朝時代に五重塔として再興されたときのものとのこと。中心心礎がないが、五重塔の場合は心礎がないこともありうるとのこと。塔は、有名な雪舟の水墨画「天橋立図」に描かれている。
金堂跡
格子状に礎石が35個残されている。
こちらも礎石は南北朝時代の再興時のもののようだり
金堂跡の南側に「中門跡」があり、礎石も2つあったようだが、見落としてしまった。
◾️京都府立丹後郷土資料館
国分寺跡のすぐ近くにある資料館。国分寺跡から出土した瓦等が展示されている。
(京都府宮津市国分小字天王山611-1)
資料館で購入した「天橋立と丹後国分寺(令和2年度特別展)」の図録を参考にした。
なお、天橋立周辺にレンタサイクルがたくさんある。天橋立の北端から自転車で片道10数分程度。