古代の史跡を歩く(旧:多摩の史跡を歩く)

川崎麻生区、町田市や、他地域の史跡の記録です。

田園調布古墳群(東京都大田区)

2014-07-20 16:21:19 | 日記
2014.7.20

東急東横線 多摩川駅から歩く

■浅間神社古墳

浅間(せんげん)神社のある小山が古墳らしいが、古墳を示す案内板は無し。 古墳時代中期(5世紀末~6世紀初)の前方後円墳。

(大田区田園調布1-55)

■亀甲山古墳(かめのこやまこふん)

東急東横線多摩川駅から、多摩川の北岸沿いの台地に登ると多摩川台公園

かつての調布浄水場跡の公園



その奥の小山が亀甲山古墳


全長100m強の大規模な前方後円墳。正確な築年代は不明ですが推定4世紀後半(古墳時代前期)だそうです。
(大田区田園調布1-63)

■古墳展示室

多摩川台公園内。館内には、古墳を模した展示施設があり、一帯の古墳群で発掘された出土品(ほとんどはレプリカだが迫真)が展示されている。現物は大田区立郷土博物館にあるとのこと。入場無料。
(大田区田園調布1-63-1)

■多摩川台古墳群 1~8号墳

資料館から北西に向かう尾根道に、8つの小規模な円墳が並ぶ。古墳時代後期、6世紀前半~7世紀中頃のもの。




尾根道の北の田園調布住宅街

■宝莱山古墳(ほうらいさんこふん)
全長約100mの大規模な前方後円墳。 亀甲山古墳より前の、4世紀前半、古墳時代前期のもの。
前方部

後円部

案内板


(大田区田園調布4-4)

多摩川台公園自体、よく整備された緑豊かな閑静な公園で、遺跡に興味のない方にも憩いの場としておすすめ。

■丸子橋から古墳群の遠景