市内つづき。
当初の予定にはありませんでしたが、
せっかく八事へ来たので、興正寺に寄ってみることにしました。
中門
以前は女人禁制だった東山との境にあった女人門で、昭和29年頃に当地へ移築。
門松で華やかになっています。
ふりかえったところ。
中門を抜けるとまず目に入ってくるのが真新しい大仏さんです。
釈迦牟二大仏(略称:平成大仏)
平成26年に奉安。
穏やかでよいお顔をされています。
背後に控える五重塔は、1808年入仏。
東海地区に現存する唯一の木造五重塔で、高さは30メートル。
国の重要文化財です。
塔そのものを本尊に見たて、中心柱に大日如来を配しているそうです。
さらに、
その四方に四仏(阿閦如来(東)、宝生如来(南)、阿弥陀如来(西)、不空成就如来(北))
が安置されているのだとか。
興正寺の建立は、今から300余年前の1686年。
境内は、本堂などがある西山普門院と、
奥之院がある東山遍照院に分かれています。
全域をまわるのは時間的に無理だったので、今回は本堂あたりまで。
てことで、本堂。
1750年、五世諦忍和尚が西山阿弥陀堂として建立しました。
御本尊は阿弥陀如来。
梵字が入ってる。
ほかの細工も細かいなー。
有名どころなだけあって、参拝客も多いです。
尾張徳川家の祈願寺として繁栄を遂げた同寺には、
現在も尾張徳川家から寄進されたものが数多く残っています。
きらきらゴールド
これは餅花だっけ。きれいだわー
飛騨高山だと花餅っていうんだよね。たしか。
奥に見えるのは永代供養の圓照堂。
能満堂
1717年、尾張徳川家六代藩主の継友公により寄進。
時間ないので、ここまで。
境内に何やら自分好みの樹が。
縁結びのクロガネモチ
樹齢200年の古木で、左右の枝が一つにつながっているのだそうで・・
あ、ほんとだ。
ふしぎー。
どうやって生えたの??
木の手前にある「なで石」に願掛けして三回さわると、
成就の縁をいただけるということです。
ひっそりと佇んでいた龍神さん。
いわれも御祭神もわかりませんが、ほんわか優しいかんじ。
ここにも三つ葉葵の紋が。
これ、なんだろう。
つい鬼太郎のお父さんを思い浮かべてしまった私・・。
ほんとにちょっと寄っただけなので、さっと手を合わせて終わりになっちゃいましたが、
また機会があれば全域まわってみたいです。
つづく・・。