2016年10月、
愛知県蒲郡市の竹島に鎮座する、八百富神社を参拝してきました。
この日は、三谷祭と八百富神社本社例大祭があり、
こちらも同時に見学。
祭の様子は昨年記事にしましたが、
それから約1年弱経ってようやく参拝本編UPです。
蒲郡駅。
竹島までは、駅から徒歩で約15分ほどです。
駅からは近くまでバスも出ていますが、待つより歩いたほうが早いので。
(ちなみにバスの場合は、
竹島水族館の前にあるバス停「竹島遊園」で降りて少し歩きます。)
目の前に広がる三河湾。
きれいに整備された竹島園地は、お散歩にちょうどいい。
右手に見えるのが竹島です。
ふと見ると、遠く竹島を眺めるように像が建っていました。
藤原俊成卿像
藤原俊成は、平安~鎌倉時代にかけて活躍した歌人であり、
藤原定家の父。
三河国司を3年半ほど務めた、蒲郡開発の祖なんだそうです。
なお、八百富神社の主祭神を琵琶湖の竹生島から勧請した(=創建)のも、
この人です。
竹島橋を渡りまーす。
昭和7年に個人が自費で橋をかけ(のち蒲郡市に寄付)、これにより参拝が容易となりました。
昭和61年には現在の竹島橋が完成。
全長387メートル。けっこう長いですよー。
一の鳥居が見えてきました。
竹島八景のひとつ、「常盤の磯」。
橋を渡ればそこはもう境内です。
(竹島全体が八百富神社の境内。)
竹島は、陸地に接近した島でありながら、植物相が対岸と大きく異なるのが特徴で、
その特異的な環境から、八百富神社社叢として国の天然記念物に指定されています。
わーい。十数年ぶりの参詣だー。
でも前回は全く神社に興味が無かったので、
本当にほとんど記憶にない。
拝殿で手を合わせたことと、
あの辺りを歩いた事ぐらいしか覚えてません・・
興味の有無がこれほど人の記憶を左右するなんて、我ながらびっくり。
一の鳥居から陸地方面を眺める。
まだ朝早いので(8時台)、のんびり参拝できそうです。
ちなみにこの鳥居、大正4年に完成したのですが・・
足元こんな具合。
海上に立っています。
建てるの大変だったろうなー。
橋上で背が低く見えたのは、
上部しか見えてなかったからなんですね。
別名、竹島弁財天。
そばに社号標。
あー。一日中滞在していたくなる心地よさ。
まさに神域。
パワスポって言われるのが分かる気がする。
ここからの眺めが一番好きです。
二の鳥居
鳥居内からの眺め。
島なので、石段に次ぐ石段ですが、
足取り軽く上機嫌でのぼりまーす。
ではでは、三の鳥居の向こうへ。
その2につづく・・。