八百富神社つづき。
手水舎
かっこいい龍さんです。
三の鳥居の向こうに境内社があります。
まず正面に鎮座しているのが宇賀神社です。
御祭神:宇賀御魂命
縁起によれば、
1184~1193に当地方の三河守だった源範頼公が深く信仰していたとのこと。
海嘯(潮津波)で流されてしまい、国府村(現在の豊川市国府町)で一時期祀られていましたが、
1725年、国府村の住人と竹島の神主が、「竹島に帰りたい」という霊夢を同時に見たため、
ここ竹島に還ることになったんだそう。
鳥居の横に、大黒神社。
御祭神:大国主命
創建不明。
さらに奥へ。
海上の島って、なんでこう清々しいんだろう。
知多半島の羽豆神社もそうだったな~。
ここは癒しの島だね。うん。
仏教っぽいものも。
拝殿
御祭神:市杵島姫命
1181年創建。
三河国の国司であった藤原俊成が、竹生島より弁財天を勧請したことに始まります。
(さきほど通った竹島園地の人物像ですね。)
品があって、とても美しい拝殿。
本殿
美しい市杵島姫さんの、美しい島。
女性に優しい神社な気がします。
千歳神社
御祭神:藤原俊成卿
歌人でもあり、91歳で亡くなったことから、
長寿芸能の神として祀られています。
さらに拝殿の奥へと進むと、
八大龍神社
御祭神:豊玉彦命
藤原俊成卿の夢で、
“数百年ものあいだ海底にいる。島に社を建て祀るなら永く守護を与える”
という託宣があったため海底に綱を入れたところ、
龍神の御尊体が現れたのだとか。
こじんまりとした、柔らかな空気漂う神社です。
龍神さんって荒々しいイメージがあるけど、
こちらの神さんは柔和で穏やかなのね。
八大龍神社の奥へ行くと、急に展望が開けてきました。
きれいだなーーー
ここがちょうど島の南端あたり。
「龍神の松」
時間を忘れそうになるほど、どの場所にいても気持ちがいい。
ただ島内を歩いているだけで心底癒されます。
竹島八景のひとつ、「龍神岬」。
石段を降りて岬へ行ってみます♪
その3へつづく・・。