今回は、市内南部をめぐる参拝ということで、
[昭和区] 川名(五軒家神明社) → 杁中(須佐之男神社) →
[天白区] 八事(八事山興正寺/五社宮) → 島田(菅田神社) → 野並 と、
約10キロ弱の移動を楽しんでまいりました。
(2016/1/9)
川名に着いたのがちょうどお昼前だったので、まずはランチ。
地下鉄の川名駅から北へ徒歩5分ぐらいの場所にある、
「IL mio posto(イル ミオ ポスト)」というイタリアンのお店へ。
お腹空いてたんで、1,900円のランチコースをいただきます。
まずは、三種から選べる前菜のうち、
国産若鶏と三つ葉のロットロ 粒マスタードソース、フリッター添えを。
カラフルで見た目にもおいしくて大満足。
これだけでご飯おかわりできる(笑)
スープは、豆いっぱいのミネストローネみたいなの。
トマトが優しくてほっとする味です。
おなじく三種から選べる本日のパスタは、
イカとキノコの青じそソースのフェデリーニを。
ぷりぷりのイカがいっぱいで、とっても美味
三食パスタでも可!なくらいパスタ好きですが、
久々にほんとに美味しいなって思えた一品でした。
あと、デザート(ミニサイズのコーヒープリン&チーズケーキ&ゆずのアイスケーキ)、
ドリンク(紅茶)もついて1900円って、コスパ良すぎ。
大満足のおひるごはんでした。
お腹いっぱいになった後、20分ほど南下します。
途中できれいなお寺を発見。
詳細はよくわかりませんが、「法音寺」としてありました。
青空に映えるピンクがかわいい
天気のいい日に出歩くってほんとに楽しいなあ。
檀渓(だんけい)通り近くまで来たら、何やら碑があったので立ち止まる。
檀渓勝蹟碑
かつての景勝地だった檀渓跡を記す石碑でした。
檀渓は、白林寺の檀渓和尚が隠棲したところだと伝わる所なのだそう。
和尚の名前から檀渓という地名ができたのかー。
知らんかった。
景勝地も、今は昔。
当時の景観を想像しつつ、檀渓橋から川面を眺めておりました。
檀渓橋を東へすぐの場所に、目指す神社があります。
五軒家神明社に到着です。
石段をのぼると、
こじんまりした境内に、入母屋・妻入りの舞殿型拝殿が。
奥に本殿が見えています。
そして、特筆すべきは、
拝殿まえの大きなライオン像。
獅子っぽい狛さんとかじゃなくて、まさにライオンそのものです。
ネット情報になりますが、
370年ほど前、新田開発の守護神として創建された際には
予算的なこともあって当時は鳥居や狛犬などを立てられなかったんだそう。
その後昭和20年代になってライオンの石像一対が寄贈され、
以来、狛犬ならぬ狛ライオンが魔除け的役割を担うことになったんだとか。
狛犬の源は、神域を守る守護獣としてのライオン像のようですし、
あながち間違いでもないよね。(*・ω・*)
なにより不思議と馴染んでるから、違和感はありません。
大きくてメジャーな神社も素晴らしいのですが、
こういった地元の氏神さん的なこじんまりした神社もいいもんです。
たまに地元の人が手を合わせに来るぐらいで、普段はひっそりしているから
ゆっくりと場の空気を感じることもできるしね。
なによりとても親近感が湧くというか、身近に感じられてほっとします。
御祭神がわかりませんが、
本殿の千木は内削で、鰹木も偶数なので、たぶん女神かなー。
当初の役目を終えて、地域を見守る新田開発の守護神さま。
発展した町並みを見渡しながら、
優しく微笑む神さんの姿が浮かんできます。
居心地のいい場所だなー。
ここに居るだけで、ほんわかしてくる。
本殿の左右には、境内社がふたつ寄り添っています。
右手に秋葉社。
左手には津島社。
40分ほどの滞在中、参拝に訪れる方も幾人かいて、
地域の人々に愛される素敵な神社なのだなあと感じました。
光がほんのり優しく包んでくれるタイプの、見守り系神社さん。
明るさと清らかさあふれる、穏やかな場所でした。
市内その2へつづく・・。