水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

蘇美天神社-2

2016-01-29 | ├ 愛知(ひとり旅)

 

蘇美天神社つづき。

 

 

 

 

 

拝殿の右手には秋葉神社

こちらもお正月仕様で開いてるのかな?

 

 

弁天社

 

 

 

弁天社そばにあったもの。

何に使われた石なんだろ。

 

 

境内右手から、建蘇美命の墳墓(須美第一号古墳)へ。

 

 

ちょっとした山道。

かなり明度上げてますが、ほぼ日も暮れて撮影限界です。

 

 

枯れ枝を踏み分け、落ち葉を踏み踏み辿りつきました。

建蘇美命の墳墓は、古墳時代後期(7世紀)のもので、
須美集落の北山に築かれた、須美古墳群の中心的な古墳のひとつ。

現在は玉垣で囲われています。

 

 

長く風雪に晒されていたのですが、
明治35年、蘇美天神社の修復に使用する石を探しに山林に入った際に、
横穴式石室(長さ6.4メートル、幅1.7メートル)が発見されたのだそう。

 

 

 

石室は現在埋め戻されて石垣が築かれており、見ることは叶いませんが、
この石室には鉄のやじり、須恵器といった副葬品が納められていました。

出土品は東京国立博物館に所蔵されています。)

当地にとどまり亡くなった建蘇美命は、死後、須美北山に埋葬されたと伝わっていたため、
この古墳は御祭神となった建蘇美命の墳墓であるとして、
地元で管理保管されているのだそうです。

 

 

御祭神のお墓』というと、何やら不思議な感じがしますが、
他の神々と同じく、統治者が死後に「神」として祀られただけで、
神=人 なわけで。

お墓があっても何らおかしくはありませんよね。

 

 

 

日没間近ということで30分ほどしか居られませんでしたが、
参拝には不向きな時間帯にもかかわらず、境内はどこも清らかな空気が漂っていました。

墳墓なんて木々に囲まれた山の中にあるのに、暖かさすら感じるもんなぁ。

 

 

心を落ち着かせスッキリさせてくれる、穏やかで優しい神社でした。

 

 

 

 

 

 


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