水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

吉野山 紅葉ひとり旅⑦閼伽井不動明王(再)

2018-12-23 | ├ 奈良(ひとり旅)

 

吉野紅葉旅ラスト。

 

 

 

 

 

 

今回、紅葉を楽しみにして来た吉野山で、
実は一番心に残った場所がここ。

 

 

 

金峯神社の一の鳥居から続く、参道の両脇です。

 

 

 

赤い丸部分より上へは入れない(登れない)ため、
遠目に覗いただけですが・・

 

 

グランドキャニオンとか凄く好きなので、
荒野感あふれる景色に魅了されまくり。

 

 

西日に照らされて輝く姿が、とても心に残りました。

 

 

では、予定通り16時に下山開始。

 

 

・・の前に、

閼伽井様、再び!

 

 

 

前回の御礼参りを兼ねての吉野旅でしたが、
やっぱ遠いわー(笑)

ここまで、名古屋から3時間&徒歩で登り2時間。
計5時間かかってようやくの再会です。

 

 

ようやくお会いできました。

光の速さで願いを叶えて下さって、本当にありがとうございました。

 

 

 

これは帰りの光景。

西日が、木々の間から閼伽井さんをスポットライト的に照らしており、
後光のように輝いていました。

思わず、キレーーーと声が出てしまった。

 

 

隣にある木もまるで剣のようで。

 

 

そして、変わらず美しい閼伽井さん。

 

 

り際にこんな風景を見せて下さって、
ありがとうございます。

 

 

また来年、会いにきますね。

 

 

 

なお、帰りの電車は18時頃発。

ここから吉野駅まで徒歩で1時間50分ほどあるので、16時がタイムリミット。

 

 

そろそろ日も暮れます。

 

 

 

黄金色に輝く木々。

 

 

だーれもいないし、何の音もしない。

 

 

 

夕陽に赤く染まる山道をひたすら下る。

 

 

 

ああ、本当に来てよかった。

 

 

そうそう。

道中とても不思議だったのが、桜時期でもないのに、
ほんのりと桜みたいな香りがずーっと漂っていたこと。

これだけ桜の木があると、花咲いてなくても香るんですかね?

 

 

春は桜でピンクに染まった山々が、
今は燃えるような赤。

 

 

優しくて甘い香りに包まれながらの、秋の吉野山散策。

ゆったりと時間は流れ、
夕暮れ時ともなると、山道を歩いているのは自分だけ。

 

 

なんて贅沢な時間を過ごしているのだろうと、
幸せな気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

大好きな吉野山。

また来年ね。

 

 

 

・・って、夕焼けの美しさに見惚れながらも黙々と歩いていたら、
日没後の景色が一瞬でモノクロに変わり始めたよ。

まだ16:50なんですけど。

 

 

まぁ下るだけだし、山と言ってもお店だってあるし、
地元の人だっているわけだし、
日が暮れてもある程度平気よね?って思って歩いてたら・・

下って1時間でこの光景。

 

 

人、いませんがな。

 

 

そういえば何も考えてなかったけど、
桜の時期に比べたら当然ながら日没早かったわ。

オフシーズンでお客さんも少ないから、
店じまいも早いわ。

ここまで、
犬の散歩や落ち葉掃除の地元の人に2回出会っただけで、
山道、ほぼ無人・・。 
街灯なかったらキツかった。

 

 

17:20。

金峯山寺のライトアップと、ようやく見かけた観光客の姿に安堵。

 

 

 

17:30。あたりはすでに闇。

 

 

 

暗闇の七曲り。

カメラの特性でライトが明るめに写ってるだけで、
ほんとは、かなーり暗かったです。

すっかり忘れてたけど、
そうだ。
ここ、山だった。

日が落ちたら真っ暗になるんだった。

 

 

ところどころ立ってる街灯があるから歩けるものの、
ほぼ闇ですし(笑)。

まーでも闇夜の七曲坂ってのも早々経験するものでなし、
いっそ楽しみましょうと足取り軽く下る。

 

あ、七曲りの最後は、幣掛神社前から鋭角に曲がって駅方面へ下りるのですが
その場所は昼間ならまだしも、日没後は見落とす確率高いです。

ここ歩くの4回目だから闇夜でもちゃんと分かったけど、
初めてだったら間違いなく迷ってたとおもう。

秋冬に奥千本から下るなら、やっぱ15時には出なきゃね。

 

 

 

あたたかい車内でほっと一息。

 

 

念願のごま豆腐も買えて、
幸せだった一日の余韻に浸りつつ、
帰路につきました。

 

 

 

 

桜咲き誇る春の日に、また。

 

 

 

  

 


この記事についてブログを書く
« 吉野山 紅葉ひとり旅⑥金峯神社 | トップ | 彌榮 -いやさか- »
最新の画像もっと見る