goo blog サービス終了のお知らせ 

水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

廣瀬大社-1 <奈良県北葛城郡河合町川合>

2020-06-29 | ├ 奈良(ひとり旅)

 

奈良つづき。

法隆寺の南方2キロほどの場所に鎮座する、広瀬大社へ向かいます。

 

 

 

 

 

徒歩でも30分ほどの距離ですが、
時間に余裕がない(法隆寺にて1時間オーバー(笑))ため、
タクシーで移動。

 

 

式内社 廣瀬大社

旧称は廣瀬神社。

 

ちなみに、今回訪問した
法隆寺・廣瀬大社・龍田大社の位置関係はこちら。
(クリックで拡大します)

 

 

鎮座地は、大和盆地を流れる河川のほとんどが一点に合流する場所。

まさに水を司る神の坐する聖地となっています。

 

 

不毛田川沿いの静かな参道をしばらく歩きます。

 

 

 

参道両脇には、摂末社がいくつか鎮座していました。

まず、左手に稲荷社

 

 

扁額には日の丸大明神の名。

神社でみかける明神号や権現号は、
神仏習合(密教系)の名残り。

 

 

日頃お稲荷さんはあまり撮らないんですが、
こちらの木がとても素敵だったので。

 

 

お向かいに日吉社

 

 

 

 

日吉社だけどキツネさん。

ここは、塀の内側に沿って、右回りに渦巻く流れがぐるぐると。
流れは参道へは出て行かず、ずーっと中で回っている。

さらに渦の中央に仁王立ちのヌシさんがいて、
入ってくる穢れを斬りまくってるような。

あぁここ、祓戸みたいな場所なのか。

 

 

面白いけど、繊細な人は酔っちゃうかな。

 

 

少し先に、今度は正式な祓戸社

手水の禊が必須なように、
祓戸社を見かけたら必ず参拝して、穢れを落とします。

 

 

 

ん?なにやら遥拝所っぽいものが・・。

 

 

よーく見ると、『三輪山遥拝所』と書かれていました。

三輪山と言えば、大神神社の神体山ですね。

神社から南東13キロほどの場所に三輪山があるんですが、
こちらの由来を神社の方に尋ねたところ、
『遥拝所ができたのは戦前~戦中で、当時はここから三輪山がよく見え、
大阪からの参拝者などがここで三輪山を拝んでおられた』との事でした。

 

 

 

一の鳥居から400メートルほどで、本殿域へ。

 

 

参道を歩き出してから、長い間ずーっと私の周りをヒラヒラ飛んでいた黒蝶が、
このあたりで後方へ飛んでいきました。

案内してくれたのかな。ありがとう。

 

 

大好きな両部鳥居。

これも習合色(密教系)を色濃く残すもの。

 

 

手水舎

 

 

 

明るく開けた境内はとても清々しく、
訪れた者の滞った淀みや負を、一気に蒸発してくれるかんじです。


来てよかったと心から思いました。

 

 

 

神馬さんにもごあいさつして、
拝殿へと赴きます。

 

 

その2へつづく。

 


この記事についてブログを書く
« 神社巡り再開 | トップ | 廣瀬大社-2 »
最新の画像もっと見る