水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

法隆寺-1 <奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内>

2020-06-04 | ├ 奈良(ひとり旅)

 

奈良の世界遺産、法隆寺へ行って参りました。
(2017年7月参拝)

-今回の旅程-

・法隆寺
・広瀬大社
・龍田大社

 

 

 

 

 

起点となるJR法隆寺駅からは徒歩15分ほどですが、
時間に余裕がないため、駅前からバスを利用しました。

(今回たった2時間しか滞在できないんだもの・・
 個人的にはその倍は必要。(笑))

 

 

あっという間に寺前に到着。

参道入り口を通り過ぎての降車になったので、
参道スタート地点まで引き返します。

 

 

こんな趣のある参道、スルーできませんわ。

 

 

ということで、改めて。

 

 

聖徳宗総本山 法隆寺 (世界文化遺産)

 

 

 

言わずと知れた、聖徳太子所縁のお寺で、
知らない人はいないであろう超有名どころ。

実はわたくし、これが人生初・法隆寺なもんですから、
うわあーーーほうりゅうじだぁーーー
ていうミーハーな部分と、
寺社マニア的な部分とが相まって、
それはもう色んな
意味で感動しましたよ。

何でもっと早く訪れなかったんだろ。

 

 

境内は国宝オンパレードで、
入り口の南大門(国宝)も然り。

 

 

意識しなければ国宝と気付かず通り過ぎてしまいがちですが、
寺社建築マニアからすれば、重要度にかかわらず愛でる対象なので、
指定云々はあまり気せずゆるーくいきます。

 

 

この南大門、法隆寺の建立時には中門前の石段上に立っていて、
寺域の拡大により現在の場所に移されたのだとか。

1435年に焼失、
1438年に当時の西大門を移築し、再建。

 

 

なお、現在は入母屋造の屋根(上部:切妻 + 下部:寄棟)ですが、
造営当初は切妻屋根だったとの事。

個人的に切妻(かつ妻入り)が一番好きなので、
そのお姿を一度みてみたかったです。

 

 

 

 

ダメだ。

好きすぎて、門だけで軽く30分超えそう・・(笑)

 

 

門、柱、廻廊・・

直立する木造物には等しく惹かれる。

 

 

そもそも、元はどれも木だからなー。

 

 

私の巨樹好きと、木造建築好きは、
どっちがベースになってるんだろうか。

 

 

 

 

 

断腸の思い(笑)で門から離れ、先を目指します。


残念ながらこの時は改修中で、見ることは叶いませんでしたが、
正面にあるのは中門(国宝)。

その先に広がる西院伽羅回廊の南正面に位置しています。
(※
西院伽藍の本来の入口)

 

 

参道左右には、大垣と呼ばれる築地塀(重文)が伸びていて、
その内側にも数々の塔頭が並んでいました。

 


(クリックで拡大します)

 

 

地蔵院(洗心寮) 表門

 

 

向かって右手、
光宝院(手前)、弥勒院(中)、護摩堂(奥
)。

 

 

左手には、西園院

門が二つ並んでいますが、
左から、
西園院 上土門
(重文)
西園院 唐門(重文)。

 

 

西園院は、法隆寺の本坊です。

 

 

西園院の最北には、
左:西園院 客殿(重文)
右:新堂(重文)(西園院に接して建つ持仏堂)

南大門から続いてきた築地壁は、中門の前で左右に分岐しています。

 

 

こちらは左方面(西)で、
左手の松あたりにあるのが大湯屋とその表門(ともに重文)、
正面が西大門(重文)です。

(東方面は、また後ほど。)

 

 

 

 

途中からどんどん雲が切れてきて、
照りつける日差しと石畳の照り返しで、暑さマックス。

 

 

手水の冷たさでちょっと生き返る。

 

 

 

廻廊内がメインその①の西院伽羅です。

拝観する前に、境内西側へ。

 

 

三経院・西室(国宝)

 

 

三経院は、西室の南端部を改造して建てられています。
(手前部分が三経院、後ろ部分が西室)

1231年再建。

 

 

あーやっぱいいなあ、切妻。

 

 

本来、
向拝も無い、シンプルな切妻・妻入りが好みだけど、
こうして見ると、
向拝のある社殿・堂宇って絵になるな。

ちなみに、私の中の二大切妻妻入りはこちら。

 


(愛知県春日井市 白山神社


(島根県松江市 美保神社

 

 

 

三経院の向かい側の弁天池へ。

 

 

おぉ。なにやら社殿が。

 

 

池に浮かぶ社殿と言ったら、
厳島社(神道)か、弁天社(仏教)。
(両者は、神仏習合の意味合いではイコール。)

こちらは亥之島弁財天(別称:弁天堂)でした。

 

 

 

 

水神好きなので、社寺で水を見ると落ち着きます。

今日みたいな暑い日には、
木々や水場の存在は特にありがたい。

 

 

 

このままのんびり寛いでいたいけど、
なにしろ境内は、
18万7,000平方メートルもの広大な敷地。

私はといえば、まだ参道しか歩いてないのに、
もう30分経過してる(笑)。

あかん。先を急がねば。

 

その2へつづく・・。

 

 

 


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