水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

月讀宮 <三重県伊勢市中村町>

2020-04-26 | ├ 三重(ひとり旅)

 

伊勢つづき。

 

 

 

 

 

ふたたび電車にのり、目指すは五十鈴川駅です。
(2017年6月参拝)

 

 

今回、
JR滝原駅 → JR多気駅 → JR伊勢市駅 → 近鉄五十鈴川駅
と乗り継ぎました。

ちなみにここは、多気駅。

 

 

公共機関参拝旅という性質上、
様々な駅に降り立ちましたが、
中でもこの多気駅は特にお気に入りです。

 

 

こんな素敵な光景を見せられたら、
思わず電車乗り過ごしてしまうわ。

 

 

 

伊勢市駅で乗り換えて、

 

 

ゴールの五十鈴川駅。

 

 

 

そして、駅から10分かからず、目的地にとうちゃく。

 

 

皇大神宮(内宮)別宮
月読宮

 

 

社頭に立った瞬間、浄化の風が吹き抜けていくような、
清涼感にも似た心地よさをかんじました。

 

 

いやあ、ここ素敵すぎる。

 

 

 

 

一の鳥居から、境外をのぞむ。

 

 

そして、これまた清らかな参道。

 

 

瀧原宮の参道は水を感じる場所でしたが、
こちらは軽やかな空気を感じます。

 

 

涼しい湖上を歩いているような、そんな感覚。

 

 

 

参道先に、手水舎が見えてまいりました。

 

 

 

 

 

なんだろなーと思ったら、
どうやら祭器庫らしい。

 

 

 

祓所を通り過ぎると、

 

 

居並ぶ社殿のお姿が。

 

 

 

創建804年以前。

月讀宮は、別宮としては荒祭宮に次ぐ順位で、
内宮宮域外としては最高位の別宮です。 

 

 

4社が横一列に並ぶ姿はまさに壮観ですが、
向かって左手から順に、

伊佐奈弥宮・②伊佐奈岐宮・③月讀宮・④月讀荒御魂宮

が、フレームに収まりきらず、
ナミさんだけ見切れてしまっております・・。

 

 

古くは、一囲の瑞垣内に4院が祀られ、
あわせて「月讀宮」と呼ばれていたそうです。

900年代には伊佐奈岐宮・伊佐奈弥宮を瑞垣で囲って一院とし、
おなじく月讀宮・月讀荒御魂宮を一院としていたとされます。

現在のような、四院それぞれに瑞垣を巡らせる形態となったのは、
明治6年からだとか。

 

 

参拝の順序は、
③月讀宮 → ④月讀荒御魂宮 → ②伊佐奈岐宮 → ①伊佐奈弥宮
ということで、まずは月讀宮から。

 

 

御祭神:月讀尊

 

 

 

 

 

本殿は、内宮に準じた内削ぎの千木・偶数(6本)の鰹木です。
(4社とも)

 

 

見た目は4社とも同じなので区別が付きにくいですが、
こちらだけ、他の3社より少し大きいのが特徴です。

 

 

そして、右隣に鎮座するのが
月讀荒御魂宮

 

 

御祭神:月讀尊荒御魂

 

 

 

2014年の式年遷宮により遷御が催行され、社殿も一新。
参拝時は遷御から3年ほどしか経っていなかったため、
木の美しさが際立っていました。

なお、古殿地は左右に隣接しているのが普通ですが、
こちらは前後(南北)になっているため、
現在の4社の裏手(北)に古殿地が控えています。

 

 

 

 

 

 

 

続いて、伊佐奈岐宮

御祭神:伊弉諾尊

 

 

 

 

 

最後に、伊佐奈弥宮

御祭神:伊弉冉尊

 

 

 

 

 

・・あ。末社の葭原神社を撮るの忘れてた。。(泣

 

 

五十鈴川駅と内宮の間に鎮座する当社ですが、
内宮・外宮ほど訪れる人がいないのか、
境内はとても静かでした。

 

 

でも月讀宮の温かさと清らかさを知らずに
通り過ぎてしまうのは本当に勿体ない・・

お伊勢参りの際には、是非とも訪れてみてほしい神域です。

 

 

 

そうそう。
鳥居をくぐって参道を歩きだした時に、
ふわっと花のいい香りがして、
しばらくずっと続いていたんですが、
見渡しても花は咲いておらず・・。

あれは何の匂いだったのかなーと
今も不思議に思っています。

 

 

では、次の目的地へ・・。

 

 


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