三嶋大社つづき。
舞殿の先には拝殿。
御祭神:大山祇命、積羽八重事代主神
二柱の神を総称して「三嶋大神」または「三嶋大明神」。
大山祇命も事代主神も、大好きな神さんです。
拝殿には、賽銭箱上部の蟇股(かえるまた)にある「天岩屋戸より出で給ふ図」など、
数々の立派な彫刻があるのですが、このあたりは網越しなので見え辛い。
本殿の脇障子にも神功皇后図などがありますが、こちらも残念ながら見えません。
数ある彫刻のうち、容易に確認できるのが拝殿左右の彫刻です。
拝殿向かって左の床の脇障子。
「 塩推神が、山幸彦を無間勝間之小舟に乗せて海津見神の宮に案内する 」 という場面。
こちらは、拝殿向かって右の床の脇障子。
「 山幸彦が綿津見神の宮から帰る 」 という場面。
拝殿内では度々ご祈祷が行われていました。
カメラ片手に2時間もうろついていたので、写真をよく頼まれました。
この日は、ご夫婦、カップル×2、お宮参りの家族連れ・・と、4組ぐらい。
たとえ記念撮影でも、人の笑顔を撮るって楽しいね。
拝殿・幣殿・本殿(国の重文)
本殿・幣殿・拝殿からなる権現造の複合社殿で、
三嶋大社ではこれらを「御殿(ごてん)」と総称します。
いずれも1854年の安政東海地震後に再建されたもので、1866年に落成。
そのほか、境内にある主な建造物も同時期(1868年)にかけての再建だそう。
拝殿の後方までは行けないので側面の写真。
高さ16メートルの本殿は、東海地域の古建築社殿としては最大級とのことです。
何から何まで立派だなあ・・・
細工が見事な本殿の屋根。
美しすぎます。
もう、柵すらかっこいい。
この日は空が本当にきれいで、社殿とともに空の写真もたくさん撮りました。
日差しの強い快晴の日って、白トビしちゃって撮りにくいことは撮りにくいんですが、
やっぱこの青空みるとね。カメラ持って出かけたくなる。
夏空もいいけど、これから秋が深まるにつれ雲がますます素敵になっていくので、
神社めぐりが本当に楽しみです。
ただ、日傘も帽子もナシの境内は、ほんと暑くて、
やっぱり日焼けしてしまった。(´・ω・`)
こんな日に延々と空見上げて写真撮ってるんだもん、そりゃあ焼けるわなあー。
それでも止められない、神社めぐり。
その⑥へつづく・・。