水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

三谷祭 2016 <愛知県蒲郡市>

2016-10-27 | ├ 愛知(ひとり旅)

 

つづいて、10/16に行った蒲郡の三谷祭八百富神社例大祭の写真を。

 

 

 

 

 

 

蒲郡市の竹島に鎮座する八百富神社へお邪魔したのはこれで二度目。

一度目はかれこれ十数年以上前のことで、
当時は社寺に全く興味がなかったため記憶もあいまい・・。

でもいつか行きたいなーと常々思っておりました。

 


(八百富神社 遥拝所)

 

そんなとき、

10月は例大祭の季節よね → 天気が良さげな16日に近場で祭りはないかなあ
→ あ、蒲郡で大きなお祭り(三谷祭)がある → しかも八百富神社も同日に例大祭があるじゃん

てことで、突発的に蒲郡行き決定。

(最寄駅はJR三河三谷駅ですが、当日は先に八百富神社を参拝したので、蒲郡駅で下車。)

 


(八劔神社)

 

 

この海中渡御をぜひとも見たかったのだけど、
ちょいと予定がズレたもんだから、
残念ながら現地に着いたときには山車4台とも海から上がっておりました。(T_T)

10:45~11:00に海岸にいなきゃダメみたい。

 

 

しゃーない。

来年再チャレンジしよ。うん。

 

 

 

三谷祭り(みやまつり)は、蒲郡市三谷町の八劔神社と若宮神社の例祭で、
元禄時代から続く由緒あるお祭りです。

蒲郡市の無形民俗文化財でもあります。

 

 

基本的に毎年10月の第4土日に行われますが、今年はその日が大潮にあたることから、
一週早めて第3土日になったのだそう。(タクシーの運転手さん談。)

こういう事は、潮の具合もあって5年に一度ほどあるらしい。

おかげで、第3日曜に行う八百富神社の祭礼と重なって、
一日に二度も祭りを楽しめる結果となりました。

 

 

 

海からあがった4台の山車が、若宮神社前に揃います。

 

 

この勇壮な祭りの起源は、今から300年ほど昔の元禄九年(1696年)。

三谷村の庄屋が、
郷の産子神“八剱大明神”による若宮八幡(若宮神社)への渡御の夢を見たことから、
神のお告げとして神輿を設え神幸の儀式を行ったことに始まるとされています。

 

 

まず土曜の試楽祭(宵祭り)に「東区の神船若宮丸(応仁天皇)が八劔神社へ出向いて、
日本武尊に東宮(若宮神社)へ遊びに来るよう挨拶に行く」。

そして日曜の神幸祭(本祭)に、「日本武尊がお客に行く」。

という流れなんだそう。

今回は祭りの写真だけで、
八百富神社と八劔神社の記事を上げるのは随分と後になりそうですが、
どちらもとても素晴らしい神社でした。

 

 

さて、長く天下の奇祭として受け継がれてきた三谷祭ですが、
昭和35年、伊勢湾台風の影響で河岸の埋め立て工事が行われ、
伝統の海中曳行が中止されます。

しかし地元の強い存続意識と渡御の復活への要望が高まり、
平成8年、創始三百年祭において山車四台による海中渡御が復活しました。

 

 

現在曳かれているのは、
上区「剣の山車」、中区「花の山車」、北区「三蓋傘の山車」、西区「恵比寿の山車」の、
豪華絢爛な四台の山車です。

 

 

 

 

受け継がれていく歴史と、それを大切に思う人々と

次の世代を担う子供たち。

 

 

古き良き日本の伝統を、いつまでも末永く守り続けていってほしいなと思います。

 

 

 

あぁ、普段は極力人物の顔が写るのを避けてるけど、
さすがに祭りでそれは無理だわ。

できるだけ後ろ姿になるように撮ってますが、さすがにお尻ばっかりってのもね~。

 

 

ギャラリーにカメラは向けませんでしたが、それはそれはもの凄い人出でしたよ。

天気も良いし暑いし、最近の秋らしさはどこへやら。

油断してうっかり日焼けしちゃったし。(;ω;*)

 

 

 

それでも祭の会場には1時間ぐらい居たかな。

朝8時に蒲郡に着いて、
八百富神社(竹島) → 三谷祭 → 八劔神社 → 八百富神社祭礼(遥拝所)
というスケジュールで、15時までゆっくりと楽しめました。

 

 

 

来年はどこの例祭に行こうかなあ。

楽しみ。(*゚▽゚)

 

 

 

金木犀がほのかに香る、爽やかな10月の一日でした

 

 

つづいて八百富神社の本社例大祭へ・・。

 

 


この記事についてブログを書く
« 星宮社・本地祭り(星宮祭)... | トップ | 八百富神社 本社例大祭 201... »
最新の画像もっと見る