水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

若狭神宮寺-1 <福井県小浜市神宮寺>

2020-01-14 | ├ 福井(ひとり旅)

 

福井県に鎮座する、
若狭神宮寺、若狭彦神社、若狭姫神社の参拝記録です。

(2017年5月4日参拝)

 

 

 

 

これで二度目となる福井県訪問。(一度目は引接寺大瀧神社/岡太神社など。)
参拝当初にちらっと前置き的に記事にしましたが、
それから約2年半かかってようやく本編のスタートです。

名古屋から特急しらさぎに乗車し、
1時間30分ほどで敦賀駅に到着しました。

 

 

ん?

なんだろう・・

 

 

おぉ。恐竜博士がいたっ!!!! びっくり。

さすが恐竜王国、福井・・。

 

 

 

東舞鶴行きに乗り換えます。

 


(車窓から)

 

 

 

敦賀から1時間ほどで、JR東小浜駅につきました。

 

 

 

ここから徒歩で南下するわけですが、
駅前の県道146号線を進み、続く35号線をひたすら真っ直ぐ行けば、
「若狭姫神社」「若狭彦神社」「若狭神宮寺」の順に辿り着くことができます。

 

 

ですが、今回はまず神宮寺を参拝し、
若狭彦・若狭姫の両神社を訪れるという予定を組んだので、
一路、神宮寺を目指します。

 

 (※クリックで拡大します)

東小浜駅
 ↓(徒歩約10分)
若狭姫神社
 ↓(徒歩約20分)
若狭彦神社
 ↓(徒歩約10分)
若狭神宮寺

 

 

 

東小浜駅口の交差点を直進し、35号へ。

 

 

駅から10分後、若狭姫神社の前を通り過ぎ、

 

 

さらに20分後に若狭彦神社も越えて南下。

 

 

五月晴れのこの日は、目に映るものが何もかも色鮮やかで、
新緑の眩しさに気分も上がりました。

 

 

 

駅を出て40分弱。

それっぽい場所が見えてきた。

 

 

 

わーい、ついた。

 

 

 

天台宗 若狭神宮

仁王門(重文)

 

 

 

こちらは神宮寺の北門になります。

 

 

 

北門は、通りから少し入った所にあるので、
気をつけないと見落としてしまうかもしれません。

 

 

 

うーん、どうしよう。

まだ仁王門にすら辿り着いていないけど、
この参道が好きすぎて、
ほんの15メートル程の距離のはずが、なかなか先へ進めない(笑)。

入口にすら到達していないのに、
ここで止まっていてどうする。

 

 

 

で、ようやく仁王門前。

 

 

 

仁王門は鎌倉時代末期に再建されたもので、
1385年造立の木造金剛力士像一対が安置されています。

 

 

あぁ、これまた堪りません。
習合色の濃い神域には、もれなく惹かれる。

今思えば、自分の嗜好が明確になった瞬間でした。

 

 

 

こちらが630年以上前の金剛力士像。

 

 

 

600年もここに立っておられるんですねえ。

 

 

 

おじゃまします。

 

 

 

と言いつつ、振り返る。

ここ、素敵すぎる。

 

 

仁王門の前に広がる光景に、また目を奪われて動けない・・。

まっすぐに続いている緑の直線が、
好みのツボにはまりまくりで、心身すでにフル充電状態です。

安易にパワスポという言葉を使いたくないんですが(嫌いなので)、
ここパワースポットでしょ?って聞かれたら、
否定できない自分がいます。(笑)

 

 

 

若狭神宮寺は、かつて七堂伽藍二十五坊を誇るお寺であり、
今は開放的で緑豊かなこの参道の両脇にも、
いくつもの坊舎が立ち並んでおりました。

 

 (※クリックで拡大します)

上記が当時の様子(超大雑把な図ですみません・・)。


 

寺領没収と廃仏毀釈の末に、
緑に覆われた長閑な光景があるのですね。

 

 

往時の繁栄振りを思うと、感慨深いものがありますが、
個人的には今の眺めがとても好きなので、
この姿を見られてよかったなと思いました。

あまりにこの参道が好き過ぎて、
参拝後しばらくはこの地に魂が残ったままのような、
不思議な感覚が続いていました。

今でも鮮烈に記憶に残っています。

 

 

 

参道の終わりに現れるのは、
現存する二坊。

 

 

大膳院(桜本坊)

 

 

 

 

こちらは元三大師堂(光乗坊)。

 

 

 

 

当初のメインは神社だったのに、
こんな素晴らしい所だったなんて想像もしなかった。

これはたぶん1時間じゃ済まないなと、
参道の時点で覚悟いたしました。
(だってここまで来るのに30分・・。
 
普通に歩いたら5分かかりません。(笑))

 

 

 

その2へつづく・・。

 

 

 


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