水早 -mizuha- 神社と写真と一人旅。

カメラ片手にゆるり神社めぐり。
公共機関&徒歩での日帰り参拝記録をメインに綴っています。

南宮大社-2

2020-07-09 | ├ 岐阜(ひとり旅)

 
 
南宮大社つづき。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ではでは、楼門内へ♪
 
 
 
 
手水舎
 
 
 
 
 
 
 
 
見晴らしのいい楼門内は解放感いっぱい。
 
真夏の日差しもなんのその(笑)。
楽しすぎて、日に焼けることすら忘れがち。
 
 
 
 
本殿・弊殿だけは素木造りで、
それ以外は鮮やかな朱色の社殿。
 
和と唐の混用による建築様式は、南宮造と呼ばれています。
 
 
 
 
境内にある朱の社殿は、神宮寺の名残り。
 
 
 
 
明治はじめの神仏分離で神宮寺としての機能は失われ、
主な堂塔は真禅院に移築されたけれど、
たとえば、拝殿向かって左(勅使殿の反対側)には本地堂
高舞殿の右には鐘撞き堂があり、
また現在、勅使殿として使用されている建物は、
かつて護摩堂だったそうです。
 
 
 
 
高舞殿(重文)
1642年再建
 
 
 
 
青空に映える朱色が本当にきれいで、
優美とか雅という言葉がぴったり。
 
 
 
 
 
 
楼門から一直線の舞殿。
 
あー、いいわ。うん♪ 大好きです。
もう言うことありません。
 
 
 
 
昇殿はできないので、外部から心ゆくまで眺めます。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして舞殿の先に、拝殿(重文)。
 
こちらも1642年再建。
 
 
 
 
 
 
拝殿の両翼に延びる廻廊(重文)も、1642年再建です。
 
 
 
 
主祭神:金山彦命
配祀神:彦火火出見命、見野命(御野命)
 
 
 
 
本殿(重文)をチラっと。
 
拝殿と本殿の間にある弊殿(重文)とともに、
やはり1642年再建。
 
 
 
 
主祭神の金山彦命は、鉱山を司どる神さんで、
南宮大社は全国の鉱山/金属業の総本宮として、
古くから崇敬されています。
 
配祀神の一柱、見野命は、
たぶん美濃国造の祖神だよね?
 
美濃国造は個人的に縁があるので、
いつにも増して丁重にお参りしました。
 
 
 
 
面白い絵馬がずらっと。
 
 
 
 
鉱山を司どる神ということで、
鍬や鎌など、金属製の道具をあしらった金物絵馬も奉納されています。
 
 
 
 
本殿の左右には、
二宮~五宮の摂社(すべて重文。1642年再建が、
一列に並んで鎮座しています。
 
本殿の左手、
向かって左より、五宮:南大神社(御祭神:天火明命)。
 
南宮大社周辺に居住していたとされる伊福部氏の祖神
 
 
 
 
 
 
 
 
その右隣に、三宮:高山神社(御祭神:木花開耶姫、瓊瓊杵尊)。
 
ご神木である白玉椿に所縁のある社で、
南宮山の山頂に、奥宮が鎮座しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
本殿の右手、
向かって左より、二宮:樹下神社(御祭神:大己貴命)
 
 
 
 
右側、四宮:隼人神社(御祭神:火闌降命/火須勢理命)。
 
 
 
 
⑤・③・本殿・②・④
という並びですね。
 
ちなみに、
配神:彦火火出見尊(山幸彦)、④火闌降命(海幸彦)、⑤天火明命 ともに、
瓊瓊杵尊の御子です。
 
 
 
 
なお、本殿の背後にもう一社。
七王子神社が鎮座しています。
(御祭神:大山祇神、中山祇神、麓山祇神、䨄山祇神、正勝山祇神、高靇神、闇靇神)
 
 
 
 
廻廊の右側の建物は、勅使殿(重文)。1642年再建。
 
 
 
 
 
 
こんなところに瓦がいっぱい。
 
 
 
 
境内に置いてある瓦とか懸魚といった類のものにも、
もれなく心が惹かれます。
 
 
 
 
南門のそばの神輿舎(重文)。1642年。
 
 
 
 
北門
 
 
 
 
ちょっと外へ出て、そばにある境内社へ。
 
 
 
 
落合神社(御祭神:素盞嗚命
 
 
 
 
 
 
南門
 
 
 
 
南門からの眺め。
 
 
 
 
では、境内の南に鎮座するお社へと向かいます。
 
 
 
 
その3へつづく。
 
 
 

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