仕事で日光の近くに行きまして、杉並木を久々に見ました。
杉は真っすぐ伸びて、育ちも早く、良いイメージがあったのですが
花粉症が流行ってきて、あっという間に悪者になってしまいました
檜の柱を使った住宅を売りにする建築会社も多く
杉の出番は無いかとおもってみたものの
まだまだ杉はいろんなところで使われています。
ノコギリやカンナの加工道具が無い時代に、木の加工は「木を割く」が
大工さんの腕の見せどころで、杉はとても加工しやすかったそうです。
(繊維方向が縦に真っすぐで薪割りなんかしてみると気持ちよく「ぱかーん!!」って割れますよ。
今の建築基準法では合板ありきの基準なので、そんな加工も無垢材も出番はありませんが
力強く伸びた自然そのものを活かし、建てた建物は小細工したのもより数倍丈夫なのでは・・・
と思うのは自分だけでしょうか??
適材適所・・・
工夫は大切ですが間違った考え方はたくさんあるのもので
*杉並木のど真ん中走る車・・・気持ち行けど、杉の気持ちはいかがなもんかと・・・。