いまあるべき古民家

古くからある物を大切に、今あるべき事を取り入れて・・・。

杉並木

2014-07-17 22:18:32 | 日記


仕事で日光の近くに行きまして、杉並木を久々に見ました。

杉は真っすぐ伸びて、育ちも早く、良いイメージがあったのですが

花粉症が流行ってきて、あっという間に悪者になってしまいました

檜の柱を使った住宅を売りにする建築会社も多く

杉の出番は無いかとおもってみたものの

まだまだ杉はいろんなところで使われています。

ノコギリやカンナの加工道具が無い時代に、木の加工は「木を割く」が

大工さんの腕の見せどころで、杉はとても加工しやすかったそうです。

(繊維方向が縦に真っすぐで薪割りなんかしてみると気持ちよく「ぱかーん!!」って割れますよ。

今の建築基準法では合板ありきの基準なので、そんな加工も無垢材も出番はありませんが

力強く伸びた自然そのものを活かし、建てた建物は小細工したのもより数倍丈夫なのでは・・・

と思うのは自分だけでしょうか??

適材適所・・・

工夫は大切ですが間違った考え方はたくさんあるのもので


*杉並木のど真ん中走る車・・・気持ち行けど、杉の気持ちはいかがなもんかと・・・。