いまあるべき古民家

古くからある物を大切に、今あるべき事を取り入れて・・・。

やっぱり 山が いい

2016-09-08 23:01:42 | 日記

 3回目となる「森林ツアー」に行って参りました。

今回は茨城市「丸川木材」さん 3代続く材木屋さんで、製材工場を見学して

その後、栃木県の茂木市まで移動して「ヒノキ」も森を散策しました。

製材所の入口に少し入るとヒノキの匂いいっぱいで、製材が終わった材料があちこちに積み上げられていました。

ブランド檜としてヒノキの良さの話や、実際の製材の工程・・・

以前見学させて頂いた製材所と流れとはじでしたが、見学用に造られたような社長のご自宅はコンパクトな中に

すごくこだわった造りがあちこちに見られました、無垢材の良さがとても感じられる空間でした。

その後、茂木市まで移動・・・知らない道を走るのは嬉しいもので・・・田舎道はまた格別・・・!

林道を少し上がると大きなテントが建ててありまして、その中にお昼の準備がしてありました。

社長の奥様の手料理でしたが、おいしく頂きました・・・。

手入れのされた山は気持ちの良いもので、少し奥に入ると「もののけ姫」のような空間・・・

小さな沢があってそこで子供がサワガニ採ってました。

里山や昔の物が見直されているこの所、学校でもいろんな事を教えていたり

いろんなところで昔の遊びが出来るところもあるようですが・・・

日本の重要な産業である「農業」「林業」「漁業」をもっと子供たちに知ってほしいと思いますし・・

(随分前から重要な産業は車・工作機械なんかになってますが・・・あっ!今はアニメ?漫画?かな・・・。)

今の若いお父さん・お母さんにも知って欲しいと思いますが・・・逆に

自分たちくらいの年代の方が知らないのかもしれません・・。

一生懸命な「丸川木材」さんの方々を見ていると、住宅に関わる自分たちも

もっと木の良さを伝えていきたいと思います。

ちなみに・・・

立ち木(山に育っている状態)を見ただけでは「杉」か「檜」かは、判断ができないくらい違いが解りませんが・・・

葉っぱを見ると一目瞭然で違いが解ります・・・

これは檜です・・・(たしか・・・)

製材するとその違いもはっきりしていますが、人と同じで「木」も1本1本差木目に違いがありますので

普通の方が見ても解りづらい場合がありますけど・・・。