いまあるべき古民家

古くからある物を大切に、今あるべき事を取り入れて・・・。

おつかれさま。

2016-10-18 20:39:02 | 日記

 おやすみでもお仕事・・・・。

そんな事でイライラしていても大人気ないので・・・

少し気になっていた記事で、「川崎市役所本庁舎さよならイベント」をちら見してきました。

昭和13年竣工だそうです。

かなりのリフォームが年代ごとに行われてるようで、当時の面影を見れる部分は少ないのですが

時計塔まで上がる鉄階段・スチールサッシ・木目塗(塗装で木目を表現する技術)など・・・

無骨な造りが今では新鮮に見えます。

今年度から解体が始まるそうなので建物の中は見ることはできなくなるのですが・・・

耐震・使い勝手を理由に、時代背景を思い起こさせてくれる建物が解体・建て替えされています

建て替える費用と・改修して当時の様子を残す費用・・・・・?どっちが??

本庁舎を見た後に、これも気になっていた「豆松カフェ」に寄ってみました。

残念ながら、そんな古民家カフェがあるのを知ったときは・・・閉店後・・・でした。

しかも!解体されるのが決まっているとのこと・・・・???

行って来ました!!

こんなとこに!って言うくらい狭い道の行き止まりに、その佇まい・・・。

残念すぎる・・・中見てみたい・・・・解体すんの・・・・?

用がない人がうろうろしてると怪しまれそうな立地と雰囲気なので早々に失礼いたしましたが・・・

どうにかして残したい建物だと思います。(どれもこれも、古い建物を残す文化は日本に根付かないのでしょうか?)

解体して再生するような行き先が決まっているだろう事を祈っております。

 


木割り

2016-10-09 18:34:42 | 日記

 昔からある伝統工法ですが、今までは

手間がかかる

費用がその分かかる

時間がかかる・・・などで使われなくなった技術でしたが

この所の古民家・エコ・環境にやさしい・・・などなど・・・。

昔の良いところブーム??で取り上げられてきたのか、耳にするようになって来ました。

梁を途中で継いだり

古くなった柱の一部を継直したり、先人の大工さんがいろんな工夫をして

多くの継ぎ手が生まれています。

そんな継を解りやすく、身近に見てもらえるように考えたのが「箸」・「スプーン」etc・・・で表現すれば・・・?

と言う思いでした。以前から何度か紹介してきましたが

久々に作成することになり途中経過をご報告・・・。

定期的に作ろうかと思いますので乞うご期待・・・。

腰掛けかま継と言う矢印のような形。

下側もずれない工夫がされています。