いまあるべき古民家

古くからある物を大切に、今あるべき事を取り入れて・・・。

将来は安心?

2015-10-08 22:13:20 | 日記
 多くの業界で日々展示会が行われていて

自分の知らない世界(どこかの番組でこんなタイトルあったね)の展示会もたくさんやってるようです

今日は「国際福祉機器展」に行ってきました。

東京ビックサイトで3日間、毎年行われているようなのですが

その人の多さ、以外に若者の姿が目立ちました。


専門学校なのか、その関係の新入社員?介護現場の職員さん?? 制服の学生さんらしい子見かけました。

車、設備、家具、食品、食器・・・・

生活に必要な福祉用具の企業、メーカーがこんなにあるのだと改めて勉強になりました。


昔ながらの日本の生活は福祉の面でいくと、とても不便な生活環境です。

畳で寝食をする、土間・敷居・・・段差ありきの動線・・・引き違いの建具はすごく良いと思うのですが・・・。

介護改修で多い内容は、段差解消・手すり取り付け・トイレ・浴室などの設備改修が多いのです。

展示会に多くの車いすの方・杖をついている方がいましたが、帰りの電車のホームで

そんな方たちが電車待ちをしていると、多くの駅員さんがホームに出ていて

乗り込む為の「渡し板」(アルミ板の補助具)を用意して待機していました。

日本は介護・ボランティアに対する意識はまだまだ低いと言われているそうです(自分もその一人ですが・・・)

以前にコンビニに入るとき、お店から出てくる外人さんがドアを開けて待っていて、入るのを促してもらった経験があります。

子供でもお年寄りでも、女性でも無く、健康な日本人男性の自分にそんな行動をしてくれる外人さん・・・。

普段からそんな行動が身についてるのかな??

環境・システム・道具がどんどん良くなってもそれを使う「人」・「意識」が変わらないと根本は良くならないのでしょう。

恥ずかしがらず、自然に手を差し伸べられる、そんな人となれる社会のシステムが1番の福祉なのですかね。

前日見た夕日が素晴らしく、秋を感じる夕暮れでした。(よく見ると富士山が見えてます)