いまあるべき古民家

古くからある物を大切に、今あるべき事を取り入れて・・・。

可能性

2015-01-25 19:58:44 | 日記
何度か買い物に行っていましたが、あまり気にしてい無く・・・・・

(木曜日やすくなるジェラートに眼を奪われていたのか・・)

最近は珍しくないかもしれませんが、木造建物の農産物屋さん。

野菜意外に農家さんが付作ったお惣菜や、甘味系が充実していて

この時期は焼き芋も販売していました。

その建物の造りが「トラス」と言う構造様式で体育館のような広い空間を造るのですが

7~8寸(21㎝~24㎝)くらいの柱で梁をトラスで組んでそこから照明器具を

取り付ける野縁をワイヤーで吊るしていて

高い天井に明り取りの窓から日が入って、とても明るく開放的な空間です。

入口の扉は両引きの自動ドアですがアルミの枠に木目のシートが張ってあり

雰囲気を損なわないようになっていました。

今は建築基準法と言う建物を建てる法律が複雑で、難しく、とても厳しい規制になってます。

外壁、内装を「木材」で仕上げるには工夫が必要ですが

そんな中でも意外に規制緩和もあってちょっと無理やりな解釈の工夫で

木造の建物にもいろんな可能性もあると思います。

無機質な感じの美しさ、洗練された建物も多いですが

心休まる自然な素材で体に優しい空間をつくる事が大事なのでは・・・




と想いながら、公園に行って散歩してると

意外な場所に「SL D51」が展示してありました

かわいらしいオブジェのある公園など・・・・・

まだまだ工夫を凝らした公園が全国に沢山あるのでしょうね?!

以前たまたま寄った日光の近くにあった公園は、桜が綺麗で

昭和な感じの遊具が沢山ありました・・・・。

子供が大きくなるとそんな所に行く機会も減って行くのかな~。






昭和のにおい

2015-01-18 20:10:55 | 日記
たまに通ると気づいて、あれは何だろう?

今も現役?

今回久々に近くに行ったので調べてみました。

マンションも近くに立ち並び、戸建の住宅もあるような所に

突如現れた! と言うような感じで目の前に現れて・・・

解る人には、これは「水道橋」では?

と思うのですが、田舎の山奥でもなく、ここまで大げさな設備が必要なの?

そう思うくらい存在感はあります。

世界でも水道橋は有名なものがあって

本物見てみたかったのですが時間無く行けなかった、「スペイン・セゴビアのローマ水道」

とか 「フランス南部のデュガール」とか トルコ・チュニジアにもあるそうです。

日本にも「眼鏡橋」と呼ばれる橋があって、その中には水路橋も有ります

熊本の「通潤橋」は有名だそうで、TVなんかで放水?してるの見た事あるかな。

横浜の水路橋の名前は「大貫谷戸水路橋」と言うそうで

昭和27年建設 当然今も現役!!

眼鏡橋は車社会になった道路事情や、維持費の関係で解体される橋も多いそうで

古民家同様、古いもの、快適な住まいとは言えない、手間のかかる物 としての価値観で

古くからの技術が失われています。

昨日、ある例会の中で「新民家」と言う言葉が出ました。

時間が経過するとみすぼらしくなってしまう素材で建てられた「新建材を使った現代建築」では無く

時間と共に 汚れ・傷・シミなどが 人の生活した証として

味わい深く感じられる・・・。

古くても心地よい「新民家」。

日本の気候風土に合わせて先人が工夫し、伝え継がれてきた

文化・技術を残せるような建物の事です。

快適さや、値段んでその価値を判断する事のない考え方が今必要だと思います。



初詣・仕事初め

2015-01-11 17:46:35 | 日記
のんびりした休みが明けて

仕事初めです。

初詣に行ってきました。

年明け早々には増上寺と烏森神社に行きましたが

商売繁盛??を祈願して仕事始めのお参りです。

大宮に「氷川神社」と言いまして2400年前に出雲大社から観請されたとっても有名な

神社がありますが、「三社一体で一宮氷川神社」と言うらしく

「大宮氷川神社」(男体社)・「中山神社」(簸王子社)・「氷川女体神社」(女体社)

の3か所だそうです。

その1つ「女体神社」(須佐之男命の奥さん稲田姫命を祭った神社)にお参りしました。

見沼干拓や龍神伝説など知ってる人には有名らしいのですが全く知らず・・・

派手さは無いところで、公園の一部のような感じで目立たないのでしょうがないのかな?

と 思いますが、沼らしき所から少し高くなった所に神社があるので

洪水や川が氾濫した時はお寺や神社に逃げるのが良い・・・?

って言うのは本当なんだなとあらためて思いますね。

その後近くの「浦和くらしの博物館民家園」に行き

市内最古の民家「旧蓮見家住宅」など見学して、なんとなく仕事にこじつけ

古き良き文化に触れる・・・・

ほぼ見学する人はいませんでしたが、茅葺の手入れがされていたり、お掃除が行き届いて

いたりと、誰も来ないような無駄な所に税金使うな! と 言う方もおられるかもしれませんが

個人でも維持できず、市や国でも見放された文化遺産なんかが解体、処分されるのを見てると

未来の子供たちに残す、歴史を・文化を伝えていく

損得だけで判断できない部分って意外に大事だな~と思います。

なんでも安い方がお得ですか?、高価なものにはそれなりの理由があって

こだわる部分がどこなのかでも違います。

情報が氾濫する時代です、偏った考えだけで無くいろんな目線で物事を見て行きたいですね。


冬の天気

2015-01-04 22:15:01 | 日記
元旦から雪が降りました・・・。

珍しいですね?

特別な感じでちょっとワクワクしたのですが、各地で大雪の天気予報が流れると

喜ぶのも申し訳ない感じですね・・・。

その後の天気は晴天?続きで、冬は乾燥してるので遠くの景色が

澄んで見えますね。

今年はいけませんでしたが、年明け大工さんと海釣りに行って

船で沖に出ると、陸側の空が少し澄んでるように見えます。

普段の空は、建物の少し上から濁った層が出来てるように見えて

あの空気の悪そうな所にいるのかな~? と思ってました。

世間が休みで工場も、トラックも少なくなって少しは空気が澄んだのかな~??

「地産地消」

流通が発達して世界中の物が手に入るような世の中です

それで良くなった事の方が多いのでしょうが・・・

格差が出来て、環境が悪くなって、経済が歪曲してしまった気もします・・・。

企業とは成長し続ける事・・・!?

膨らんだ風船はいつか割れる時があるのでは?

環境に負荷を与えない地域の物を地域で消費する

それで地域が生活していた時代に戻る事はすぐにはむりでしょうが

汚れて行くそらも 川も 海も 

毎日見てると変わらないと思っていた子供を

久しぶりに見た時、声変わりして別人に見えたように・・・

どこか確実に変わってる周りに気づく そんな自分であれれば・・・・。

って おもうかな?

お家からの夕暮れが・・・今日も無事1日が終わりました。



新年

2015-01-02 18:51:12 | 日記
新年明けましておめでとうございます

ばたばたとした1年でしたが、大した成果も無く、言うほどの活動も進展無く・・・

今年は少しでも自分の想いに近づけるよう具体的に行動です。

去年までは3日から仕事でしたが、今年はのんびりお正月なので

1日から飲み会となりまして、都内にお出かけ・・・。

ここ数年初詣は同じ所でしたが、今年は「増上寺」に行き

「烏森神社」にも行ってきました。

思ったより人が少なくて、お参りに並ばず・・・

川崎大師や鶴岡八幡宮の大混雑を見てると、何故??

と 思いましたが、もともとそんなに混む所ではないのかも・・・

(増上寺は東京タワーバックにいい感じで、烏森神社はサラリーマン街にこじんまりと

なんとなく良い感じでした。)

東京も戦火を逃れた建物はあちこちにあるそうで、現役で商売をしているお店や

文化財として残っていたり・・・。

誰もが知ってる東京駅は今年建設当時の姿に戻りました。

いろいろな歴史を重ね、ようやく本当に良いものとは?

これから残すべきものとは・・・?

多くの人がそれに気づき始めてると思います。

お客様宅で50年近く経過している平屋の木造住宅で、外壁が杉板で下見張り(鎧張り)されているのですが

塗装もせずいまだに現役で朽ち果てること無く、住まいとしての形が保たれている。

鎌倉にある80年以上の建物も同じような状態でした・・・・・。

昔の「技」はやっぱりすばらしい!と再認識するきっかけのひとつでもあると思いますので

今年はそんな認識不足をすこしでも埋められるように、日々勉強です。