いまあるべき古民家

古くからある物を大切に、今あるべき事を取り入れて・・・。

研修・勉強会

2016-05-25 22:06:44 | 日記

 たくさんお世話になっている材木業者さんからのお誘いで

勉強会に参加してきました、現役の会社さんがどんな会社経営されているのか?

HP・SNSなど会社の経営に今必要なこととはなど・・・

2回ほど参加させて頂きましたがとても参考になります。

創意工夫・継続・行動・・・。

最高でもなく、最安でもなく、最愛となる・・・。

関係する人達みんなが幸せになる・・・など、など。

こう言う勉強会や研修に出て思うのは、仕事が忙しくて面倒、時間が無いから出席出来ない・・・

と思いますが、出ると刺激され少しやる気になります。

人間、100%の状態はそんなに長く続けられません、興味も意識もそんなに長持ちしない人が多いと思います。

だから、たまに刺激ある話を聞いて、気持ちや意識をまた高めて行くことが必要なんだなと思います。

そんな機会を作って頂ける「丸志木材さん」に感謝!!です。

「WOODPRO」さんと言う足場板を使っていろんな取り組みを行っている会社さんの販促いろいろ・・・

魅力的なグッズたちです。

勉強会、会場の足場板を使った共同スペース。

雑なかんじな家具ですが、味のある佇まい・・・。

目抜通りは派手で綺麗なお店の並ぶ、下北沢の街ですが、裏から見るとこんな昭和レトロな風景・・・。

建築に携わす者として・・・・・複雑・・・・。

 

 


イベント

2016-05-23 23:36:06 | 日記

 6月4日(土)14:30~17:00

かながわ労働プラザにて 「なぜ 古民家をのこさなくてはいけないのか?」

と 言うイベントが行われます。

そのお手伝いには参加するのですが・・・

講師として出席されるお一人は 千葉大学 大学院 教授の「マーティン・N・モーリス」さんだそうです。

伝統工法や日本の伝統建築に携わる大学の先生方がいろんな大学にいるようで・・・

自分達が見られない場所や、建物も研究・調査として見ていられることと思います。

どれだけ本物を見て触れて、その場所の雰囲気や空気を感じることが出来るか。

何十冊もの写真を見たり・本を読んだりするより(本を読んだりすることを否定してるわけではありません)

一回の体験・体感することが何倍も心に残り、いろんなことが感じ取れると思います。

多くの体験をされている、そんな方たちのお話・・・たまには聞いてみても良いかと思うのですが・・・

お時間ある方はぜひお越しを・・・。


木の良さ

2016-05-19 21:37:35 | 日記

 休みの日にお出かけして、久しぶりに通った道すがら・・・

新しい公園が出来ていました。

対象年齢が小学校低学年のような気がしましたが、「森のすべり台」(日本一長い?らしい)が気になりチラ見してみました。

入り口から急な坂道・・・少し躊躇しましたが目の前に建っている「管理棟」がちょっと気になり頑張って坂道を登ると・・・・・

外壁はガルバリウム鋼板貼りですが一部無垢の板貼りで、内装はすべて板貼り、薪ストーブまで置いてありました。

そこは図書館のようなのですが、ちょっとした休憩所と、トイレ、会議室っぽい部屋がありました。

公園の奥には「管理棟」と同じような造りの「作業小屋」があって竈・囲炉裏があって縁側で休憩できるいい感じの建物です。

市の管理する公園で出来たばかりのようなので真新しいからよく見えるのか・・・

公共の建物に木材が使われている場所が多くなった気がします。

木材エコポイント、国産材を使おうなど国や各自治体でそんな活動がここ数年多くなってきている影響なのでしょうか?

自然の物は見ていて心が落ち着きます、直接触れても柔らかで優しい感じがします。

小さな子供の頃から自然のものにふれあう事は大切だと思います。

国産の木材は価格が割高で公共工事など予算の余裕がありそうなところでしか使われにくいようですが。

地域産業、地域社会、地域経済を活性化するなど視野を広くいろんな考え方・工夫でもっと使いやすくしていけたらと思います。

いろいろ考えるよりもシンプルな考え方のほうが良い場合もあると思いますが・・・。

公共工事の最たる例「ダム」ちょっと迫力合ったので・・・

陸に上がった スワン・・・悲しげ・・・。

 


薪割り

2016-05-15 19:38:16 | 日記

 今は休みが日曜日です。

以前は平日休みだったので子供が小学生ともなると一緒に休みの日に遊んだり

一緒にお出かけしたりが出来ませんでした。

それでも子供は育つと思っていました・・・(親がいなくても子供は育つ)

確かに育ちますがその時にしか無い貴重な子供とのスキンシップは育てられないと思います。

この所、長男(小学校5年生)と出掛けています。

今日は以前お付き合いの合った「マチモリ」と言う、日本の森林、地域の山を大切に育て守っていきたいと言う想いで

いろんなイベントを企画して地域にそんな想いを広げる活動をしている方たちのイベントに行ってみました。

以前は(3年前ほど)森林散策、杉玉作り、薪割り体験などさせて頂き・・・

今回は薪割り、丸太切り体験でした、薪ストーブ用の薪販売もしていました。

薪ストーブ生活の一番ネックになるのが、「薪の調達」です。

その薪も場所によって価格差が結構あるそうで・・・

相模原や埼玉など少し田舎はまだ良いそうですが、

手に入れにくい薪販売のルートを作って行ければ・・・との想いもあるようです。

県産材で自宅を建て、ヤギと暮らす方のお話・・・

薪割りで体幹を鍛える・・?ボクサーの方達・・・

林業募金などいろんな取り組みを考えて、市の協働事業として活動する女性・・・

日本の木を使った住まいを造りを広げたいと想ってはいますが

それに向けての具体的な動きが出来ていないのですが

すごく参考になって、すごく刺激されました。

想い・考え・工夫して動く!!

具体的行動です・・・まだまだやるべき事はあります・・・。

色んな所で、いろんな活動が行われている事を発信していきたいと思います。

息子とのふれあい・・・。

小物販売もしてました。

 


オアシス

2016-05-08 21:11:04 | 日記

 年に数回公開日がある施設はいくつかありまして

たまたま地区センターに行ったらパンフレットが置いてあるのを見て

GWにその公開日があるそうで、頑張って行ってきました。

「三渓園」

原 富太郎さんが造り上げた日本庭園です。

神奈川にいて行ったことがないのでいい機会だったのですが・・・

今回公開していたのは「白雲邸」 原さんの隠居所(中は見れませんが築大正10年の藏もあります)数寄屋風の建築。

              「臨春閣」紀州徳川家 頼宣の別荘で数寄屋風書院造り建築。

理想的な建物は平屋建て! と思っているのですが、そんな想いをカタチにしてくれているような建物でした。

フラッシュはダメですが、内部の撮影もOKでボランティアガイドさんを頼んだ集団について行くと

パンフレットには書いて無いうんちくが聞けます。

ちょうど藤や躑躅、サツキ、蓮とか咲いてて散歩するには良い季節でした。

いろんな合掌造りの建物を見てきましたが、庭園内にある「旧矢箆原住宅」は飛騨三長者と言われている方の建物だけあって

見たこと無いくらい立派でした。

以前に行った「武相荘」も住宅街の中にあるオアシス的な場所でしたが

三渓園も横浜の中で、住宅街を抜けると正門があって、オアシスのようです。

古民家や歴史的・文化的価値がある建物で残ってる建物や施設は

国や市で管理してたり、財団法人・NPOなど会社として管理してたりする所が多いのは

維持管理にかなりの費用が必要だからなのですが・・・

古いものを大切に、物を大切に・・子供の頃から聞かされていた言葉です。

便利で快適な生活に関係する物は少し費用がかかっても良いので・・

古いものを維持するのには費用負担が少なくなるような社会的仕組みになれば良いと思います。

古いクルマには車両保険に入りにくく、入れても高いです。

古い家電製品は漏電や発火が心配なので交換して下さいと言われますが、メーカーが

現代でも使えるような改修をしてくれないのでしょうか?

古民家に関わる伝統構法の補修にはたくさん費用がかかります、

施工出来る職人さんも少なく、施工の機会も少なく・・ますます施工費も高くなります。

負の連鎖・・・伝統文化を残そうといろんな活動をしている団体さんはたくさんありますが・・・

これからなにか出来ることあるのでしょうか?

三渓園 臨春閣

合掌造りの立派な囲炉裏