以前にブログなのかFacebookなのか? 書き込した事がありますが
鎌倉の古民家改修前の古民家鑑定をお手伝いさせて頂いた時・・・
お施主様が語った言葉ですが
「時代を経て住み継がれ、今に残された建物は地域で守り・地域で住み継がれるのが本来の姿では・・と」
(確かこんなニュアンスだと思います・・・少しの違いは大目に見て下さい・・。)
これも少し前に書きましたが・・・
建売のような数十年しか耐久年数の無い建物よりも、何世代も住み継がれる気候風土に合った、こだわりの建物が良いのでは・・・?
と話していたところ・・・ある人に
「自然素材でしっかりとした構造の建物が良いのは解るのですが、
今の時代自分の息子や娘にこの家を継げと無理やり押し付ける事は出来ません。」と言われました。
その時は そうか~そうだよね~・・。と思いましたが。
先のお施主様の考えでいくと、地域で継がれたり、次の世代の人がその建物にし住みたいと言ってくれるような
住まいを造ることが出来ればよいのでは・・・?と思いました。
海外ではDIYしながら50年~100年~と住み継がれる建物はたくさんあります。(環境の違い、木の文化石の文化の違いはありますが・・・。)
確かに海外の建物は何気ない所がとてもかっこよく見えます。
個性的な建物が多く、奇抜な建物がもてはやされては いますが、日本の良さ・日本の伝統・地域の文化・・・
自分たちが発信できる良さ・・!なにかあると思います。
以前見学した、藤野市の古い蔵です。
どこかの長屋門。
鎌倉の改修前の古民家・・・今では立派なシェアハウスです。