おだやかな

　桜が咲いて、あっという間に散ってしまいましたが・・・

次なる花達が出番を待ちかまえています。

今手がけている現場の庭でも、もう少しで満開の「藤」が咲き誇りそうで

全国に有名な「藤」はたくさんありますが、自分ちの庭にあって毎日その変化を見ながら

季節の移り変わりを感じられるのはいいですね。

お客様が農家の方率が多く、去年は多くの初物をその時期に頂き

我が家の食生活はしあわせで、贅沢なものとなりました。

ビニールハウスで育てられた野菜

人工光で育つ野菜

生きるために食べる・・・・・？

今の農業、漁業、林業を考えると甘い考えかもしれませんが

育て・収穫して・食す・・・

その喜びがあるから、それらを共有する仲間がいるから、それを必要とする多くの人がいるから

人は大変な作業を　続けて行けるのでしょう。（すいません何がしの本の内容少しぱくってます・・・。）

ある人に聞きました・・・

農薬が発明されて雑草取りの作業から解放された時、農家の方は大変喜び

「もうあんな大変な作業はしたくない！」と言われたそうです。

２千万円台の建て売り住宅が住宅業界の着工棟数を支えている現実で

大工さんが手で加工して、左官業者さんが土で壁を造ったり・・・

そんな仕事も少ないし、職人さんもそれだけでは生活できないでしょう。

でも・・・生きる為だけに食べるのではなく、生きる為の住まいでは無く

豊かさを感じられる生き方が、少しでも出来るといいですね。

快適

　おおきなリフォーム工事に取り掛かり

お客様が住まいながらの工事なので、何かと現場に張り付いてないといけない状況です。

一気に解体するわけにもいかずこの部屋終わったら、次の部屋・・・となります。

朝早くの打ち合わせや、作業を考えると

近くに泊まってしまえ・・・。

と　捜しました。

お風呂も入りたいので日帰り温泉的な施設も捜し・・・

現場から少し離れていましたが、道の駅に隣接

ショッピングモール併設の施設見つけました。

平日でしたが人はまばらで・・・20：00頃入りましたが

お風呂は貸切状態・・・（１０種類以上の温泉があって、うひゃうひゃ言いながら楽しみました）

施設内も豪華な感じの内装で、TV見ながらの足湯・お年寄りが好きそうな演劇

仮眠室・カラオケ・居酒屋・・・etc

仮眠室で寝られない人は無理でしょうが、たまに行くならすごい快適でした。

心配な点は・・・土日繁盛してないといつかつぶれそうな気がしてしまいます・・・。

車で１０分くらいの所にビジネスホテルも見つけましたが

値段勝負な感じなので期待してませんが、今度行ってみたいと思います。

ちなみに　施設名「御老公の湯　境店」

制作

　車でラジオを聴く機会が多く、土曜日の13：00～の番組で

木のスプーン作家の人が紹介されていました

手ず作りでなめらかな造りのスプーンで、口にする部分は漆塗りでアクセントとなっていて

見た目も良い感じした。

自分も、以前に仕事と趣味的な感じで試作品を造ったの覚えておいででしょうか？

伝統工法の木組みとは何か？？それを身近に感じて頂ける物を造ってみました。

一般の方に解って頂けるように、強度は大丈夫か？まずは家族用に作成！

食器洗い機に入れたり、水に浸しっぱなしではすぐに傷んでしまいますが

普通の使用で　２年ほど経過しますが普通に使えていますので強度的にも大丈夫かと思います。


腰掛けあり継ぎ（土台の継ぎ目などに使用される）


目違いほぞ付きかま継ぎ（これも土台・梁などの使用される）


しりばさみ継ぎ（込栓で抜けないようにする梁などに使用）


台持ち継ぎ（小屋組み丸太梁などに良く使用される）


作成途中の、追っかけ大せん継ぎ（これも梁に使用される）

箸も追っかけ大せん継ぎで造りましたがまたのに機会に・・・・

先端の加工も、昔懐かしい先割れスプーンにしたりフォークでも工夫しておりますが

今後作品を増やしてリーズナブルに販売出来ればと思いますが

何でこんな面倒な事を！！

と　お思いでしょうが、自分が考えるオンリーワン！

って大事だと思います、快適なだけの住まいでは無く、家族と共に過ごす住まいに・・・

一生に一度の住まい造り！こだわんなくてどうするの？（あくまで個人的意見です）

楽しくなくてどうすんの？

共感できる方ご一報を・・・。

余談ですが、食いしん坊でグルメの祖母が亡くなった時に、ここには載せていない小ぶりの　腰掛けあり継ぎスプーンを

棺に入れさせて頂きました（燃えないものは入れられないので)

使ってくれてるかな～？？

気になるのも

　白鷺城が公開になりました！

行った事はありません。

白すぎるとの声が多いそうですが、建築当初はこんなだったのでしょうか？

権力の象徴と、戦うための要塞的な感覚で「お城」は見ていたのですが・・・

自分の知識の中で比べるなら、松本城は男らしく、姫路城は女らしい？？

弾丸帰省をして、少し寄り道したりと田舎以外でお出かけは久しぶりでした

気になったものを雑にご紹介です。


とある街角に佇む「古本屋」じっくり物色したくなる店内でした。


改装なのか？新規開店なのか？・・・閉店なのか？？

なに屋さんか解らない看板・・・・・なにかそそられる～。


旬な場所の外れにある建物・・・

「ギアマン」のステンドグラスがかっこいい建物・・・。夜見たかったな。



仕事柄こんな所の写真ばかり撮ってしまいます・・・・

職人さんと旅行行くとどんな造りしてるとか、素材は何か？

うんちく話しで盛り上がってしまいます・・・。

若かったら恥ずかしいけど、今ではその輪に混ざってる自分がいます。