いまあるべき古民家

古くからある物を大切に、今あるべき事を取り入れて・・・。

古きよき

2015-11-14 21:04:02 | 日記
 東京23区で仕事してきました。

都内は久しぶり、駐車場・近隣・道路事情・・・

埼玉の農家さんち と比べて気を使う部分が多くて(農家さんが気を使わなくいてよいと言うわけではありません)

以前都内でどんな風に仕事してたのだろうと思ってしまいました。

ビルや道路を計画するのは事前の計画も大変なのだろうと人事のように考えてしまいます。

そんな板橋、近くを歩くと狭い商店街・狭い町並み・・・

古くからの建物はあまりありませんが、そことなく風情も感じられます。

今でも各地で、有名な商店街はたくさんあります。

お年寄りが気軽に毎日寄れる商店街

財布にやさしい価格のお惣菜

お店の人とのたわいない雑談や井戸端会議・・・

空調のきいた大型施設も猛暑が続く夏の逃げ場としては、大変お世話になっておりますが

商店街を歩くなんとも言えない感覚は残すべき日本の風景の一つだと思います。

簡単に老朽化と判断して解体される昭和の遺構とされる建物がこのところ多いと思いますが

建て替え費用で補修出来るんじゃあない?

と思ってしまいますが・・・。(あくまでも個人的異見です)

細い路地にはまだこんな建物があって、生活している人がいます。


古いは汚いではありません

古いが危ないではありません

使う側の考え方次第なのでは・・・?






まちおこし

2015-11-04 19:58:34 | 日記
 わけありまして、帰省してきました。

以前から営業はしていたのですが、新しい商売に無関心な田舎の出来事・・・。

流行るわけでもなく、ほそぼそと工夫しながらやっているのは知っていました。

数年前に子どもと一緒に乗ってみると・・・。

以外に興奮!!

普段見れない視線でちょっと刺激的な体感でした。

「レールマウンテン・ガッタンゴー」

第三セクターで、すでに廃線となった鉄道を利用して

オリジナルガイドローラーに2台のマウンテンバイクを取り付けて

路線を走ると言う代物・・・。

電動アシスト付きやリヤカーが付いてるタイプ。

原付きで引っ張ってくれる、小さい子供・体力の無い人用など・・・

いろんな乗り方を体験できます。

川沿いに崖を横目に、鉄橋を渡り、夏は寒いくらいの1m前も見えないくらいの真っ暗なトンネルをくぐり

駅のホームを通り過ぎる・・・。

ここ数年、旅番組で紹介されてすっごい人気で、予約待ちみたいです。(アポナシで行っても来年までいっぱい!言われるくらい人気)

そんなまちおこし的な事が出来るまでの経緯をドラマ化したものが先日BSで放送されたそうです。

田舎を離れていて、お母さんの病気・死で田舎に戻り

基幹産業となっていた鉱山が廃坑となり、見学したことをきっかけに「レールマウンテン」を思いついた・・・(たぶんそんなだった・・?)

どこの田舎も同じなのでしょうが、商店街がなくなって、子供が少なくなって、学校が統合されて・・・空き家が増えて行く・・・。

まちおこしで活気付いている地域もあるのでしょうが、それを継続するのは大変だと思います。

新しいことを求め続ける今の社会の流れがあるように思うのですが

最近、古いものをアレンジして復活させている事も多い気がします。

近くにいると見えない、感じない、気づかない物・事を気づかせてくれる外国人さん・旅行者・子供・・・。

いいことも、悪いことも。

知らないことも・出来ることも・工夫することも・・・。

いろんなものはまだまだ転がってるようです。

以前には無かったニュータイプの自転車。


今なら紅葉見ながらのガッタンゴーが体験できるね。