暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ほどほど

2022年09月20日 | 古民家
 見る事は叶わないのに、気配を感じて・・・恐れも悲しみも微笑みも受け止めて・・・
のしかかる重さに膝を落としても・・・何度も受け止めて、飽きもせずに同じことを繰り返す・・・
受け継がれる文化は・・・派手さも無い地味な暮らしに・・・
ひっそりと寄り添い、懐かしく思える時間なんだろう・・・。

長い時間の中で・・・水が命を生んで、海や山や川が居場所を造って・・・
単純な命が、複雑な命に変化して・・・入れ替わりながら姿を変えて来ました・・・。
幼稚な暮らしから・・・複雑になればなるほど、キリキリと忙しく・・・
考えれば・・・考えすぎるほど、ややこしくなる暮らしの積み重ねに・・・
単純な想いは影に隠れて・・・目に見えないやり取りが独り歩きしてしまいます・・・。

モノ造りで養われた暮らしに、大きな変化は無くても・・・
目に見えないやり取りが大きく膨らんで・・・一部の派手な暮らしが増えて行くと・・・
ほどほどの中に・・・相手を気遣う気持ちもあって、お互い様の中にやさしさが含まれて行きます・・・。
少しの関りを持ちながら、地域に根を張るように・・・暮らし造りも地域の活動も・・・
ほどほどで・・・片意地張らずに地域に溶け込んで行く暮らしが、気取らない穏やかな日々を過ごせるような気がします。
コメント
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