暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

住む場所

2022年09月07日 | 古民家
 道なき道を探してみると・・・森の中には鬱蒼とと下草が襲って来て・・・
足元もあやふやな先に、見えるモノも見えてこない・・・。
けもの道を辿ると、動物の世界に入り込んで・・・戻れなくなるのは昔ばなし・・・
行ったり来たり・・・動物も車も人も、繰り返し通る場所に道が生まれる・・・
生きとし生ける暮らしが育てるのは・・・豊かな場所・・・。

人が住めば・・・元気な暮らしは大きく広がり、元気な町が生まれます・・・。
廃線・廃坑・・・廃墟、人が居なくなれば儚いむなしさが残されて・・・
けもの道も・・・動物が行ったり来たりしなければ・・・有象無象の草むらに帰って行く・・・
古民家の穏やかな顔も・・・そこに暮らしがあるから魅力ある姿を残し、住んでみたくなる地域が育って行きます・・・。

お城が造り始められると・・・そこには町が生まれたそうです・・・。
時間のかかる築城に・・・職人が住む場所、食べる場所・・・家族が住む場所・・・
道具や材料を扱う商人やお店が並んで・・・その先には伝統の文化も繋がって行くのかも・・・。
些細な出来事で人が集まり築かれた歴史は・・・自然とは真逆の暮らしでも・・・
そこには、大切に生きた息遣いと気配が・・・連綿と繋がれています。

コメント (1)
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