暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

懸命に

2022年09月04日 | 古民家
 ドロンドロンと息を吐きながら・・・白い煙は息も絶え絶えに・・・
道路事情も悪い道を懸命に走る姿は・・・泥臭い暮らしに勇気を貰えるような気がして・・・
薄いシートにビニールの安っぽさが懐かしく・・・寒くて暑いドライブも・・・
窓を大きく開けて、夢中で走り続けられるのは・・・車がまだ特別な存在で頭が一杯だったから・・・。

快適とは言えない暮らしも・・・不便が不便とも思えない楽しい毎日なら・・・
振り返ると・・・心豊かな毎日が続いていたんだろうと思います・・・。
養蚕やお茶の栽培が日本の大きな産業で・・・どこでも古民家の造りは蚕が住み良い造りになっていて・・・
大きな屋根の茅葺は・・・風がそこかしこに流れています・・・。

優劣が今とは違う暮らしに・・・本当に大切なモノを思い浮かべてみると・・・
ニワトリが先かタマゴが先かと考えて・・・自然が先か暮らしが先か・・・
快適な暮らしに・・・自然は後回しで、自然を選べば・・・懸命に走り回っていた頃に戻らないといけないようで・・・
息も絶え絶えに走る姿は、この先想像出来ず・・・
あきらめの姿は・・・古民家が消えゆく姿を思い浮かべてしまう。



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