暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2022年09月24日 | 古民家
 無造作に甘える姿に誰もが微笑む・・・連なる家族の姿が懐かしく見える・・・
ほのぼのな暮らしとは裏腹な・・・厳しい農村漁村の暮らしに嫌気がさし・・・
ままならない暮らしは時を越え・・・一風変わった姿で苦しさを現して来た・・・。
大半が同じ輪の中で、空を見上げていた時・・・
夢を見る先が無い頃も・・・光が見え始めて来た頃も・・・
理不尽な中にも・・・幸は受け取れていたと思う・・・。

養子や里親・・・丁稚奉公・・・
子供があちらこちらに出張って行くのは稀でも無く・・・
大人にならなければいけない、厳しい環境が有りました・・・。
結婚した夫婦が・・・合わせて養子に入ることなどある時代背景・・・
幼子を失う悲しい知らせが・・・幾度となく耳に入る悲しい時代ではあったけれど・・・
親が子を手にかける背景を見る事は少なく・・・切羽詰まった暮らしがそんな時間を育てて来てしまったのかも・・・。

反抗期を迎えるのは、巣立ちを構える前に必要な儀式・・・
どこまでも信頼を受け取り続ける無垢な目に・・・答える通りが無いはずも無く・・・。
そこに甘える大人の弱さは・・・無償の愛を受けられなかったからなのか・・・
たくさんの目から・・・こぼれてしまった時間を過ごしてしまったからなのか・・・。
3世代の暮らしから受け取る煩わしさよりも・・・受け取る幸の多さに気付いてほしいと思います。

 



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