日向ぼっこ残日録

移り気そのままの「残日録」

ヤンキースの補強

2006年02月10日 09時22分26秒 | 松井秀喜
’03年にヤンキースで選手生命を終えるかと思われた(実際、最終試合は引退試合の様子でありましたが・・)ロケット(Roger Clemens)は、故郷でのプレーを熱望し、アンディ・ペティットと共に「ヒューストン・アストロズ」に移り、ヤンキースの投手陣は弱体化しました。去年、アストロズは、ワイルドカード進出を果たし、クレメンスも13勝8敗、防御率なんと1.87(メジャー第1位)、(年俸は21億2千万円)という完璧さでした。攻撃力があれば勝敗の差は大きくなったでしょう。
毎年、引退か?と騒がせる、「お騒がせマン」ですが、「ニューヨーク・タイムス」など3紙が、ヤンキース復帰熱望と報じています。
【Roger Clemens has still not decided if he will pitch in the major leagues this season, so Brian Cashman and the Yankees are ready to pounce if he elects to return.】
ブライアン・キッヤシュマンGMは、「彼が今期もプレーするならば、確実に考慮する」と言っています。獲得競争になれば、年俸は、高騰するかも知れません。
ヤンキースの弱点は、投手力でもありますが、年俸高騰でもあるんです。富裕税を40億円もはらっているんですから、弱小球団の総年俸ですよ。野茂投手など、デビルレイズを追われたのは、年俸8000万円+出来高200イニング7000万円の出来高を払いたくなく、200イニング寸前に解雇されたんですから。そのデビルレイズに負け越すヤンキースっていったい何なの。野球はむずかしい。
ヤンキースの補強は、トム・ゴードンの後釜にカイル・ファンスワース、センターにジョニー・デーモンを獲得しましたが、例年の大型というには程遠いものでした。投手力は不安も大きいですから、1年契約なら43歳の「ロケット」に球界一の年俸アレックス・ロドリゲスに近い25億円(イチロー選手2人分)も提示するでしょう。全試合出場する(162試合以上)松井秀喜選手でも15億円なんですから。



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